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貞子第二メルマガ:戻って来た「しばしのリスクオン・モード」!♪~夏場までパウエルFRBは市場を誤魔化し続ける?~

藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 2022/05/27
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日本国内では「中立金利」の話や「テイラールール」をきちんと理 解できるエコノミストは、極めて少数派。 あのアメリカでも、ローレンス・サマーズ氏やダドリー前連銀総 裁などの一部の著名な経済学者や、ビル・アックマンなど著名な ヘッジファンドマネージャーを除くと、「中立金利やテイラール ール」の理論をきちんと理解できている人は、とても少数派。 けれども、この「中立金利やテイラールール」の理論を理解でき ないと、今のアメリカ経済が直面している「難しい局面」を理解し たり、ましてや市場や経済を予測することはほぼ不可能。 ここ数週間、「どうやって読者様に分りやすく説明するか????」 に、苦心惨憺し続けている貞子です。 2021年に後手後手に回り過ぎたパウエルFRBは、2022年 に入っても後手後手に回り続けるつもりのようです。 パウエルFRBは、目前の景気後退を怖れるあまり、市場を当面は 「誤魔化し」続けるつもりのようです。 この場合、「誤魔化し」とは、インフレ退治をする振りをしてイン フレを放任することです。 今のアメリカの市場参加者の半数以上は「アホアホ・パワー」で充 ち満ちているので、パウエルFRBはしばらくは市場を誤魔化し続 けられかもしれません。 アメリカ時間で5月27日(日本時間で今夜)、「アメリカの4月 のPCE(個人消費支出)デフレーター」が発表になります。 今夜発表のコアPCEでは、「アメリカ国内のインフレの一時的な 頭打ち感」が鮮明になることでしょう。市場には「しばしのリスク オン」の流れが一時的に戻って来るかも知れません。 けれども、「FRBの誤魔化し」が通用するのも、今年の7月半ば まででしょう。 今年の秋にもなれば、「アメリカでは8%インフレが二桁インフ レへと加速することがある」「8%の高インフレは減衰すること は無く猛威を振るい続けている」という「より厳しい現実」が鮮明 になることでしょう。 夏から秋にかけて、アメリカ経済は「スタグフレーションっぽい 状態」へと落ちてゆくわけです。 遅かれ早かれ、内外の株式市場では、ナスダックはバブル崩壊へ。 遅かれ早かれ、S&P500は弱気相場入り(20%以上30%未 満の大幅調整)へ。

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