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【痛くない死に方 2022年第21号】ワクチン接種後に「ヤコブ病」と診断……なぜ?狂牛病とは無関係?

長尾和宏の「痛くない死に方」
  • 2022/05/27
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2022年 第 21号 【長尾和宏の「痛くない死に方」】 長尾和宏です。季節が春から夏に移りつつあります。 とても気持ちのいい季節ですが、朝晩の温度差が激しいため、特に高齢者は 体調を崩しがちです。冷たい飲み物が恋しい季節となっていますが、突然 冷たいものに切り替えるのは、時期尚早。 お茶文化の発達している中国や台湾に、冷たいお茶を飲む習慣はありません。 (昨今はコンビニが発達し、日本から冷たいウーロン茶が逆輸入されたため、 若い世代の中国人のなかには、好んで冷たいお茶を飲む人もいるそうですが) 冷たいお茶は、消化を妨げ、内臓を傷めると考えられています。 台湾のレストランでお水を頼んでも、氷水を出すのは観光客相手の店だけです。 特に高齢者は、この時期は、普段飲んでいるものの温度に注意したい時期。 往診先で、高齢患者さんの身体を触ると、驚くほど手足が冷たくなっていて びっくりすることがあります。 皆さんも、デパートや飲食店で電子体温計で体温を測ってみたら、思いの他 低くてびっくりすることはありませんが。僕もそうです。 店頭にある体温計はそもそも低く設定されているのか、先日も、35度しかなく て、ちょっとショックでした……。 高齢者になればなるほど身体が冷たいのは、筋肉量が減っているから。 女性の場合は、更年期以降、女性ホルモンの減少が低体温に繋がることも。 また、高血圧の薬なども血流を低下させることがわかっています。 ロキソニンやバファリンなどの市販の解熱剤も、常用すると低体温のリスクが あります。さらに皮肉なことに、低体温であればあるほど、片頭痛もちになる というデータもあります。そりゃそうです。血流が悪いほど頭が痛くなるはずで。 さて、頭が痛いといえば、4回目のワクチン問題だ。国はしれっと4回目接種を 開始した。

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