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文在寅去っても山ほどある「負の遺産」、韓国再生には多くの障害

勝又壽良の経済時評
  • 2022/05/30
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前政権が残した難題 公営企業に赤字の山 日本と40年遅れる 進歩派「我田引水」 日韓両国は、パンデミックで運航を停止していたソウル(金浦)と羽田便が、6月15日から再開される見通しになった。現在、仁川と成田を結ぶ便はあるが、両国の首都でないことから不便な面もある。それが、いよいよ解決される。 日韓の首都を結ぶ路線は、韓国で「韓日交流の象徴」とされている。尹錫悦(ユン・ソンニョル)新大統領は、文在寅(ムン・ジェイン)前政権下で極度に悪化した日韓関係の改善に向けた呼び水にしたいと考えている。 尹政権には、文政権による内外にわたるやりちらした「負の遺産」を取り除く使命が与えられている。正直に言って、文政権は内政外交にわたって成果を一つも挙げられないどころか、多くの問題を未解決のままにして去った政権である。余りにも党派政治に傾き、韓国全体の利益になることを見失った結果である。

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  • 勝又壽良の経済時評
  • 経済記者30年と大学教授17年の経験を生かして、内外の経済問題について取り上げる。2010年からブログを毎日、書き続けてきた。この間、著書も数冊出版している。今後も、この姿勢を続ける。
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