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第244号.創設から早い段階で危機に陥った国民年金と、15年かけて国民年金を約4割引き下げた過去(1)

事例と仕組みから学ぶ公的年金講座
こんばんは! 年金アドバイザーのhirokiです。 ーーーーーーーー 1.それぞれが独立していた年金制度。ある業界が斜陽化すると年金も危機に陥る事があった。 ーーーーーーーー よく、年金額が引き下げられるという事に世間は非常に敏感ではありますが、過去には大幅な年金額の引き下げが行われた事がありました。 その始まりとなったのは、昭和60年改正(昭和61年4月から)です。 昭和60年改正というと、非常に大事な改正の年ですね。 何を思い浮かべますでしょうか…。 一番有名なのは基礎年金導入ですね。 どんな職業の人でも国民年金に加入し、65歳になったら国民年金から老齢基礎年金を受けるようになった出来事ですね。 基礎年金が導入される以前の昭和61年3月31日までは国民年金というのは、農家の人や自営業の人等が加入する年金制度でした。 サラリーマンや公務員は国民年金には加入せずに、厚生年金や共済年金に加入していました。 年金制度は基本的に互いに独立していたわけですが、昭和61年4月からは全ての職業の人に国民年金に加入させる事になりました。

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  • まぐまぐにて公的年金に特化したメルマガ。 制度の仕組み、年金計算の流れ、年金の歴史、考え方、年金と関連して把握しておかなければならない社会の出来事など幅広く主に事例形式で考察していきます。 年金はその時だけの制度を見ればいいものではなく、様々な事が複雑に絡み合っています。 このメルマガを読んでいれば自然と年金に対する理解を得る事が可能です。 高齢者から子供まで全国民の生活に直結する年金制度を一緒に考えていきましょう。 ※まぐまぐ大賞3年連続受賞 ・2020知識ノウハウ部門4位 ・2021語学資格部門2位 ・2022語学資格部門1位
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