第560号
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岩上安身のIWJ特報!
ロシア軍侵攻で世界に衝撃!
東の『台湾有事』危機と西の『ウクライナ有事』危機が同時に迫る!(第4回)
岩上安身による元外務省国際情報局長 孫崎享氏インタビュー
(その3)
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(その2)の続き
ウクライナ紛争では、米国をはじめ、西側諸国がウクライナに大量の武器支援
をおこなっている。特に米国製の携帯式防空ミサイルシステム「スティンガー」
、歩兵携行式多目的ミサイル「ジャベリン」は、ロシア軍に対して大きな戦果を
上げている。
孫崎氏は「ロシアが東部を抑えても、西からスティンガーが入ってくると、飛
行機がやられる可能性がある。だから、制空権はそう簡単に取れない。それから
、対戦車(ミサイル)も入ってくるということだから、長期化する可能性が非常
に高くなってきました」と指摘する。
実際、携行式対戦車ミサイル「ジャベリン」は、ロシア製戦車の弱点である砲
塔部の薄い装甲を突き破る。
・元外務省国際情報局長・孫崎享氏(IWJ撮影、2022年3月3日)
https://bit.ly/3Gn7Xt0
2月28日にウクライナとロシアの間で1回目の停戦交渉が行われた。しかし孫崎
氏は、この停戦交渉にも、米国の影を指摘する。
「ゼレンスキー大統領は、ものすごくアメリカと近い」という孫崎氏は、次の
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