骨太方針には経済の危機意識が必要
政府はこの6月にいわゆる「骨太の方針」を打ち出すと言います。ここまで聞こえてくるところでは、資産所得倍増の考えからイデコ、ニーサの拡充延長、国民総歯科検診、女性デジタル人材、防衛予算の拡充などで、「小骨」を集めたものや歯科医師会への配慮、米国への顔建てなどにとどまっています。
世の中が平和な時には小骨対策でも済みますが、現在はウクライナ戦争によってモノが入らなくなったり、中国依存の高さから、中国とのトラブルで日本が肺炎を起こす事態になり、さらに自然大災害のリスクが年々高まる、いわば「危機の時代」となっています。特に経済食糧安保の視点が欠かせない状況ですが、当局にその危機感も欠けているように見えます。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)