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知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード
vol. 127
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みなさん、こんにちは!ITジャーナリストの牧野武文です。
今回は、WeChatでの私域流量の獲得(マーケティング)についてご紹介します。
このメルマガでも複数回にわたって扱い、ご質問もよくいただく「私域流量」は中国メディアでもこの話題が出ない日はないほど重要なテーマになっています。それもそのはずで、私域流量の獲得とは、平たい言葉で言えば「お客さんをどう集めるか」ということであり、デジタルマーケティングそのものだからです。
従来は、自社でお客さんを独自に集めることは難しく、検索エンジンやECプラットフォームが集めたお客さん(公域流量)の分配を受けるしかありませんでした。しかし、今ではSNSで情報発信、写真の投稿、ムービーの投稿をすることにより、自社で自力でお客さんを集めることができる環境が整ってきています。それで、どうやって私域流量を獲得したらいいのかというノウハウが、小売業者の間で注目をされるようになっています。
この私域流量を集めるには、日本で言えば、ツイッターやインスタグラム、TikTokといったプラットフォームが中心になりますが、中国にはWeChatという優れたツールがあります。中国人のほぼ全員が使っているといっても過言ではないSNSです。
この中には、企業の公式アカウントやショートムービー、EC機能などがあり、顧客管理ツールとの連携もできるため、多くの企業が、WeChatを基本にしてマーケティング活動を行なっています。
今回は、WeChatでどのようなマーケティング活動が行われているのかをご紹介します。ただ、ご紹介しなければならないことが膨大で、書き始めてみたら、あっという間にメルマガの文字数制限をオーバーしてしまいました。そこで、今回は私域流量の獲得と拡散に絞ってご紹介をします。
知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード vol. 127
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▼目次▼
WeChatマーケティング。私域流量の獲得と拡散が効率的に行えるWeChatの仕組み
小米物語その46
アリババ物語その46
今週の「中華IT最新事情」
Q&Aコーナー
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