No.522 (2022年06月05日発行)
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鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編
株式市場が死屍累々となったら、私は墓場から抜け出して株式を買いまくりたい
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ロシアによるウクライナ侵攻は徐々にトップニュースではなくなってきたのだが、ウクライナに甚大な被害があるのと同様に、ロシアもまた国際社会からのキャンセル(排除)と、戦費の垂れ流しと、人的被害が徐々に広がっているわけであり、国家の衰退か崩壊が免れないところにまで来ている。
中国はやっとのことでゼロコロナを解除して動き始めようとしているのだが、ここでコロナがぶり返すと再びゼロコロナによるロックダウンに逆戻りすることもあり得るわけで予断は許さない状況だ。
アメリカはコロナ禍で莫大な金融緩和を行ったせいでインフレが発生しており、このインフレを収束させようとアメリカの中央銀行に当たるFRB(連邦準備制度)は利上げを急いでいる。
それぞれ、ここ数ヶ月ずっと続いてきたニュースであり、特に目新しいものがないのだが、こうした状況がボディーブローのように世界経済に効いてくるのがこれからなのだから、全世界の株式は「まだ下がる」方向にある。
JPM(JPモルガン・チェース)のジェイミー・ダイモンCEOは、ウォール街の皇帝とも呼ばれている人だが、氏はこうした状況を見て「米国経済にハリケーンがやってきている」と述べた。
当初は「経済に暗雲が立ち込めている」と言っていたのだが、これをわざわざ言い換えて「暗雲ではなくハリケーンだ」と述べている。
そのような見方をしているのはジェイミー・ダイモン氏だけではない。ゴールドマン・サックスのジョン・ウォルドロン社長もまたこのように述べている。
「経済システムにこれほどの数の衝撃が同時発生するのは前代未聞だ。この先は一段と厳しい経済状況になることが見込まれる」
それだけではない……
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