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ウクライナのナチ問題をロゴ変更で解決する帝国 (第2部)

兵頭正俊の優しさ出前
  • 2022/06/06
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■■ 2022/06/06 ■■ 兵頭正俊の優しさ出前 ~3分でマスメディアとは違ったステージに招待します ~ ■■■■■■■■■■■■■■ 内容のレベル:中高級者向け発行人 :兵頭正俊登録解除は ここから http://bit.ly/AvYMkY  ━━━━━━━━━━ ウクライナのナチ問題をロゴ変更で解決する帝国 (第2部) ━━━━━━━━━━ ウクライナのナチ問題をロゴ変更で解決する帝国 (第2 部) そうした連中が所与の地域で、そのような狙いを推進す るのに必要な、同国人に残忍な暴力行為をするのをいと わない派閥であることが多いので、アメリカと同盟諸国 が帝国の狙いを推進するために、ファシスト過激派を支 持するのは極普通のことだ。 中南米の極右民兵から、中東の暴虐なジハード戦士ま で、殺人ファシストを支持し、更に彼らの悪行が大衆に 見えないよう認識管理する、このパターンは長年行われ ている。 アメリカ連合が、シリアで政権転覆を推進するため、ア ルカイダと連携する派閥と活動を始めた後、最終的に彼 らのイメージについて、国民の懸念をなだめるため、商 標変更が必要になった。 左翼的サンディニスタを踏み消すために、アメリカが支 援するコントラがニカラグアで人権的残虐行為を犯して いた時、レーガン政権は人々の状況認識を操る大規模認 識管理作戦を開始した。 ウクライナでは、たまたま、ネオナチ準軍事組織が、帝 国が現地でする必要があることをするのに十分下劣な武 装凶悪犯だった。 ウクライナ系アメリカ人の平和主義活動家ユーリー・ド ゥボヴィクがMultipolaristaで説明したように、彼らは 国の東部で同国人を砲撃するのをいとわなかった。 ドネツクとルガンスクの人々はそれほど幸運ではなかっ た。 クーデター政府は彼らの反乱を鎮圧するため軍を緊急派 遣した。 最初、多くのウクライナ兵士が、アメリカに支援される 政府が始めたこの内戦で同国人に発砲するのを拒否し た。 ウクライナ軍のためらいを見て、極右集団(と連中を支 持するオリガルヒ)がアゾフ、アイダール、ドニプロ、 トルネードなどの、いわゆる「地域防衛大隊」を組織し た。 中南米諸国で、アメリカが支援する暗殺団が、左翼政治 家、社会主義者や労組活動家を殺すのとほとんど同様、 これらウクライナのファシスト大隊は、ロシア語話者の ウクライナ人を殺し、ドネツクとルガンスクの民兵に対 する攻撃を先導するため派遣された。 アゾフ大隊のような派閥がウクライナで、手を汚すのを いとわない連中だった事実が、彼らの人数を遙かに超え て、国の問題への影響力を支える能力の主因、グレーゾ ーンのマックス・ブルメンソールとアレックス・ルーベ ンスタインが詳細に記述した原動力だった。 ジャーナリストのアーロン・マテが指摘しているよう に、ウォロディミル・ゼレンスキーがウクライナ大統領 に選ばれた時、もし彼がすると誓っていた通り、ロシア と和平を結ぶため働いたら、リンチにかけるとこれら過 激派は公然と脅した。 こうした説明に加えて、ゼレンスキーを、そうした派閥 から保護することで、彼が実行すべく選出された平和へ の付託を実施できるようにして、アメリカは容易にこの 戦争全体を阻止できたはずだったと言っておく価値があ る。 だが、もちろん、アメリカは常にこの戦争を望んでお り、アメリカは実際に民主的統治を信頼せず、アメリカ は実際ナチズムに反対ではないので、アメリカは決して このようなことをするはずはない。 それが、ウクライナでネオ・ナチ民兵を武装させること について懸念が起きた際、唯一提案されたものがロゴ変 更だった理由だ。 第2部 兵頭解説 そうした連中が所与の地域で、そのような狙いを推進す るのに必要な、同国人に残忍な暴力行為をするのをいと わない派閥であることが多いので、アメリカと同盟諸国 が帝国の狙いを推進するために、ファシスト過激派を支 持するのは極普通のことだ。 中南米の極右民兵から、中東の暴虐なジハード戦士ま で、殺人ファシストを支持し、更に彼らの悪行が大衆に 見えないよう認識管理する、このパターンは長年行われ ている。 アメリカ連合が、シリアで政権転覆を推進するため、ア ルカイダと連携する派閥と活動を始めた後、最終的に彼 らのイメージについて、国民の懸念をなだめるため、商 標変更が必要になった。 左翼的サンディニスタを踏み消すために、アメリカが支 援するコントラがニカラグアで人権的残虐行為を犯して いた時、レーガン政権は人々の状況認識を操る大規模認 識管理作戦を開始した。 ウクライナでは、たまたま、ネオナチ準軍事組織が、帝 国が現地でする必要があることをするのに十分下劣な武 装凶悪犯だった。 ウクライナ系アメリカ人の平和主義活動家ユーリー・ド ゥボヴィクがMultipolaristaで説明したように、彼らは 国の東部で同国人を砲撃するのをいとわなかった。 ドネツクとルガンスクの人々はそれほど幸運ではなかっ た。 クーデター政府は彼らの反乱を鎮圧するため軍を緊急派 遣した。 最初、多くのウクライナ兵士が、アメリカに支援される 政府が始めたこの内戦で同国人に発砲するのを拒否し た。 ウクライナ軍のためらいを見て、極右集団(と連中を支 持するオリガルヒ)がアゾフ、アイダール、ドニプロ、 トルネードなどの、いわゆる「地域防衛大隊」を組織し た。 中南米諸国で、アメリカが支援する暗殺団が、左翼政治 家、社会主義者や労組活動家を殺すのとほとんど同様、 これらウクライナのファシスト大隊は、ロシア語話者の ウクライナ人を殺し、ドネツクとルガンスクの民兵に対 する攻撃を先導するため派遣された。 アゾフ大隊のような派閥がウクライナで、手を汚すのを いとわない連中だった事実が、彼らの人数を遙かに超え て、国の問題への影響力を支える能力の主因、グレーゾ ーンのマックス・ブルメンソールとアレックス・ルーベ ンスタインが詳細に記述した原動力だった。 ジャーナリストのアーロン・マテが指摘しているよう に、ウォロディミル・ゼレンスキーがウクライナ大統領 に選ばれた時、もし彼がすると誓っていた通り、ロシア と和平を結ぶため働いたら、リンチにかけるとこれら過 激派は公然と脅した。 こうした説明に加えて、ゼレンスキーを、そうした派閥 から保護することで、彼が実行すべく選出された平和へ の付託を実施できるようにして、アメリカは容易にこの 戦争全体を阻止できたはずだったと言っておく価値があ る。 だが、もちろん、アメリカは常にこの戦争を望んでお り、アメリカは実際に民主的統治を信頼せず、アメリカ は実際ナチズムに反対ではないので、アメリカは決して このようなことをするはずはない。 それが、ウクライナでネオ・ナチ民兵を武装させること について懸念が起きた際、唯一提案されたものがロゴ変 更だった理由だ。 ・‥…━━━☆ 今日も最後まで読んでくれてありがとうございます。 年々にわが悲しみは深くしていよよ華やぐいのちなりけ り岡本かの子 「みんな、あしたこそ、幸せになあれ!」 0∞∞0∞∞0∞∞0∞∞0 あとがき 毎週3回(月・水・金)の刊行を目指します。 週に1度ほど号外をだすことがあります。 やむを得ずに休刊した日は、翌日の刊行になります。 なお、文中は、作家論に準じて敬称略で統一していま す。 今回は3回にわけて同時に送りました。 ご意見、ご感想はツイッターのDMでください。 わたしは実名で、顔写真で投稿しています。 0∞∞0∞∞0∞∞0∞∞0 メールマガジン「兵頭正俊の優しさ出前」の著作権は、 執筆者である兵頭正俊に属します。 このメールマガジンの内容を、許可なく転載・転送・再 配布することを禁じます。 0∞∞0∞∞0∞∞0∞∞0 『兵頭正俊の優しさ出前』 発行システム:『まぐまぐ!』http://www.mag2.com/ ブログ「兵頭に訊こう」URL : http://m-hyodo.com/ 0∞∞0∞∞0∞∞0∞∞0

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