メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

第245号. 創設から早い段階で危機に陥った国民年金と、15年かけて国民年金を約4割引き下げた過去(2)

事例と仕組みから学ぶ公的年金講座
こんばんは! 年金アドバイザーのhirokiです。 ーーーーーーーーーーー 4.みんな国民年金に加入させれば問題解決。 ーーーーーーーーーーー 前回の話のように、国民年金が始まったものの肝心の保険料支払ってくれる人が減り続けたり、任意加入という不安定要素で支えられたりと基盤はとても不安定でした。 また、制度毎にバラバラであり、その制度の中には斜陽化で破綻しそうになるところも現れたりもしていました。 制度が乱立するとどうしてもそのような危機に瀕するところが出てくる危険があるわけです。 そのため、もう年金制度を一元化しようって話に繋がっていくわけですね。 そこで、昭和60年改正(昭和61年4月施行)により、今までの国民年金をすべての人の共通の年金として、どんな職種の人であっても加入させて、将来は65歳になったら国民年金から基礎年金を受けましょうねという方向になっていきました。 それの何がいいかって言いますとどんな業種の人でも国民年金に加入してるから、転職しても結局は国民年金に加入する事には変わらないので職が変わってもその人は国民年金の財政を支える事になります。

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • 事例と仕組みから学ぶ公的年金講座
  • まぐまぐにて公的年金に特化したメルマガ。 制度の仕組み、年金計算の流れ、年金の歴史、考え方、年金と関連して把握しておかなければならない社会の出来事など幅広く主に事例形式で考察していきます。 年金はその時だけの制度を見ればいいものではなく、様々な事が複雑に絡み合っています。 このメルマガを読んでいれば自然と年金に対する理解を得る事が可能です。 高齢者から子供まで全国民の生活に直結する年金制度を一緒に考えていきましょう。 ※まぐまぐ大賞3年連続受賞 ・2020知識ノウハウ部門4位 ・2021語学資格部門2位 ・2022語学資格部門1位
  • 770円 / 月(税込)
  • 毎週 水曜日