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第697回 ロシアの新たな国際決済通貨、プレヤーレンの最新コンタクト、強毒化するコロナ

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…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… 第697回 ロシアの新たな国際決済通貨、プレヤーレンの最新コンタクト、強毒化するコロナ …━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… ▼今回の記事 今回は、ドルに代る新しい国際決済通貨を模索するロシアの水面下の動きを紹介する。この動きは、これから世界の金融システムに大きな影響を与える可能性がある。 最後に、今回も「プレヤーレン」の最新コンタクト記録を紹介する。毒性の強い新型コロナウイルスの変異種が出現するようだ。 ▼ロシアによる新しい国際決済通貨の模索 それでは早速、今回最初のテーマを書く。ウクライナ戦争の背後で進む、ロシアによる新しい国際決済通貨の計画についてだ。 2月24日のロシア軍によるウクライナ侵攻後、アメリカを中心とする西側諸国は、厳しい経済制裁でロシアは経済的に弱体化し戦争の継続が困難になる。そして死傷者数の増大から、ロシア国内ではプーチンに抗議する運動が拡大し、プーチンは失脚する可能性もあると期待されていた。 しかしロシアは、そのような状況にはまったく陥っていない。ドル建ての国際決済には不可欠な送金システム、「SWIFT」からロシアの主要な金融機関が排除されたものの、ルーブルは過去5年間でもっとも高騰している。ロシアは輸出する原油や天然ガスの支払いをルーブルで求めているが、これに応じる国が多いことが背景になっている。 また、中国、インド、トルコ、ブラジルなどの大国とロシアの貿易量は飛躍的に伸びており、これらの決済にもルーブルとともに、人民元やルピーなどが使われている。これもルーブル高に拍車をかけている。 「ロシア中央銀行」は、ロシア経済は、中央銀行の政策によりインフレスパイラルを回避することができたものの、いまは過剰なリスクを蓄積させることなく、銀行が融資を継続し、経済の構造転換を支援できるよう、規制のアプローチを再考する必要がある段階に入ったとしている。 一方「ロシア経済省」は、2022年にロシアのGDPは7.8%縮小すると予測している。ミハイル・ミシュティン首相も、ロシアは経済再建に「少なくとも6カ月」は必要だと述べた。 そしてプーチン大統領の支持率だが、5月の最新の調査ではあいかわらず83%とすこぶる高い。これは60%台で低迷していたウクライナ侵攻前の状況とは大違いだ。少なくともロシア国内では、プーチンを失脚させるような抗議運動は起こっていない。 こうした状況を見ると、ロシア経済は経済制裁である程度ダメージを受けているものの、政府は経済の後退をコントロール可能なレベルに押さえ込むことに成功しており、国民生活の影響も大きくはないようだ。そして、プーチンの支持率はすこぶる高く、国民はプーチンの元に結集している。制裁によるロシアの自壊を期待した西側のもくろみは完全に外れていると言えるだろう。 ●ペトロルーブルへの動き

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