No.523 (2022年06月12日発行)
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鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編
私たちはこれからも税金を取られまくり、衰退する国の中で生きなければならない
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前回のメルマガでも書いたが、アメリカの金融界・経済界では大御所が揃って「これから厳しい時代になる、ハリケーンが来る、資産防衛の準備をしなければならない」と言っている。
今週もまたアメリカの株式市場はズルズルと下落しているのだが、まだまだ下がりきったわけではないし、株式市場が下がっている要因が消えたわけでもない。念のために言っておくと、株式市場を下げている要因は以下のものである。
・ロシアの戦争は終わっていない。
・ガソリン価格の上昇も止まっていない。
・インフレは収束できていない。
・利上げはこれからも続いていく。
これらの要因が蛇のように絡み合って経済情勢を悪化させ続けており、そうであるならば株式はこれからも下がって当然である。
今はそういう状況なのである。にもかかわらず、日本の岸田首相は「貯蓄から投資へ」「岸田に投資を」と能天気に言って国民の資産をリスクに晒そうとしているのだから、「ひょっとして岸田首相は馬鹿なのか?」と国民が思うようになっても仕方がない。
もし岸田首相が馬鹿ではないのであれば、岸田首相を支えている経済ブレーンが馬鹿なのだろう。
私自身は投資でカネを稼いでいる人間なので、貯蓄よりも投資に全精力を賭けているのは間違いないが、その私は今年に入ってからは「2022年は投資を積極的にするな。経済的冒険をするな。投資するなら自分に投資せよ」と繰り返し述べている。
株式市場を下落させる要因がまだ消えていないどころか、インフレや利上げがより実体経済を傷つける恐れが強いのだから、そうであれば「本格的な地獄が来るのは、むしろこれから」だと確信している。
そんな中で「貯蓄から投資へ」と呼びかけている岸田首相の姿は、私には滑稽なものにしか見えない。この調子だと……
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