メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

第21回 アメリカの影響力は低下したのか 中南米・ASEAN諸国が日本を警戒する理由

富坂聰の「目からうろこの中国解説」
 対中包囲網の構築を目的にバイデン政権が積極的に動いたこの二週間余り、アメリカはかえってその限界に直面したようだ。  アメリカ外交の狙いは気心の知れた仲間(主に西側先進国)から、さらに広い世界に「アメリカ側」か「それ以外か」を問いかけ、立場を鮮明させることだった。当然、「それ以外」からの引き剝がしが目的だった。 ターゲットは東南アジアと中南米だ。具体的には前者がインド太平洋経済枠組み(IPEF=5月23日)であり、後者が米州首脳会議(6月8日~10日)である。

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • 富坂聰の「目からうろこの中国解説」
  • 中国報道で日常的に使われる言葉や表現、これを詳しく分析すると、これまで知っていた事実とは違う世界が見えてくる。ニュースのミスリードから脱する処方箋を書く。
  • 990円 / 月(税込)
  • 毎週 日曜日(年末年始を除く)