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◆サカダワ満月に垂直時間を想像する by D
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普段、私たちが日付を数えて暮らしているグレゴリオ暦では、今日は6月14日の満月。昨今はメディアが、ストロベリームーン(アメリカ先住民由来)、ブルームーン(ひと月に2度ある満月)、スーパームーン(月が最接近している時の満月)など、やたらと満月に名前をつけて騒ぐのが流行っているようです。
おそらく、視覚的にも体感的にも実感し易く、多くの人の注目を集め易い「満月ネタ」は、広告収入で成り立つWEB記事では、外れの少ないジャンルの一つとして重宝されているのではないかと私は想像しています。
そうした風潮はさておき、チベットの人々にとって今日の満月は特別な意味を持ちます。チベット暦での4月はサカダワ(釈迦月)と呼ばれていて、その満月はお釈迦様の誕生・悟り・入滅に結び付けられた日としてお祝いされるのです。
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◆ 『13の月の暦』入門 時空のサーファーへの道 (54) by D
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【 色と方位とその意味 】
チベット暦でのサカダワ満月の今日は、KIN27「青い磁気の手」。中級者向け時空のサーフボード『テレクトノン』では、紋章コード番号7の「青い手」は、ブッダが活躍した時代とシンクロする「バクトゥン7」と関連づけられ、付属の小冊子『パカル・ヴォタンのテレクトノン』の中では「青い手」の章タイトルも「仏陀」となっています。
ところで、この「青い手」という表現は1990年に『ドリームスペル』が発表された時に初めて用いられたもので、古代マヤ暦には、日付と関連づけられて「青」が登場することはありません。古代マヤ暦ではこの「青い手」に対応する絵文字として「マニク」がありますが、意味合い的には「鹿」と結びつけられている事が多く、西の方位と関係があるとされています。
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