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映画「教育と愛国」を観て&初チャレンジしたこと

菱山南帆子のメールマガジン「猫とトラメガ」
今回は「猫の日」(身近なことを話す日ということ)なので最近観た映画のお話を。 たった2時間。なのに、かなりの意を決して行くのが「映画」。 今回私の周りの仲間が口々に「絶対観に行った方がいい」と言っていたので、意を決して行ってきました。 場内には女性がとても多かった(レディースデーではない)です。 あまり話すとネタバレになるのですが、前々から思っていた「教育の重要性」を再確認すると同時に、長年、右派勢力は政治を巻き込んで金をつぎ込んで、教育を取り込んできたことに恐怖を感じました。 教科書問題の当初、私も扶桑社の作る会の教科書を杉並が採択するかもしれないと聞きつけ、杉並区役所前で行われていた市民による抗議行動に1人で参加しました。当時、確か高校1年生、16歳だったかな。 教科書一つでも、17年ほど歴史修正的な教育変成が行われているということなのです。恐ろしい。 ちなみに、私は第二次ゆとり世代なので、道徳という時間は無く、「総合的な学習の時間」という形で存在していました。 しかし、突如、中学1年生の時(2002年)「心のノート」が配られたことを思いだします。 実はこの辺から道徳教育は怪しい動きを始めたのではないかと思うのです。 私の通っていた中学校は「日の丸」も「君が代」もない学校だったので、配られた心のノートはもう学校に持ってこなくていいですと言われたので、授業では一度たりとも使うことはなく過ごすことができましたが、あの教科書をつかって学んだ同級生たちはどうでしょうか。 この社会の低投票率や自分の意見を言うことへのハードルの高さ、みんなと同じことをしなくてはならないという同調圧力を見ると、その心の道徳教育での「効果」が広がっているのではないかと思わざるを得ません。

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  • 市民運動家の菱山南帆子のエッセイ。政治の話やフェミニズムの話だけではなく、私の暮らし方や日常生活の中で思ったこと、大好きなお酒のことや、料理、コスメ、猫の話などなどSNSでは発信しない話が盛りだくさん!政治的な考えと普段の楽しいエピソードをあわせてお届けします。
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