2022.06.17更新分
■ 超割安な好業績の中小型株、ディープ・バリューを発掘する
日経平均株価は6月9日高値から15日安値まで2000円超の下落となり、昨日(16日)も5営業日ぶりに反発して一時は前日比終値で621円高まで上昇する場面がありながら、軟調な海外市況を横目にジリジリと上げ幅を縮小。結局、105円高で大引けを迎えたが、この日の日足ロウソクは長めの上ヒゲを伴う長めの陰線となってしまった。なお、本日も前日のNY株大幅安を受けて、厳しい展開が続くと見られる。
そんななか、依然としてテクノロジー株の戻りは鈍く、代わりに投資尺度で見て割安なバリュー株を物色する動きが基本的には続く。実際、年初からのTOPIXバリュー指数のパフォーマンスはTOPIXやTOPIスモール指数よりも良好であるが、主力株のなかには、もはや必ずしも割安とは言い切れない水準となってきているものも少なからずある。
そんななか、11日付の日本経済新聞「スクランブル」では『ディープ・バリュー』と呼ばれるさらに割安な中小型株を取り上げていた。アナリストがカバーしていないこともあり、とかく物色の圏外に置かれてしまいがちな銘柄のなかにいわゆる「お宝銘柄」は数多く眠っているというわけである。
そこで、一定の条件を基にしてあらためてスクリーニングをしてみることに…。その条件は
「時価総額:300億円以上500億円未満」「今期の営業利益予想:前期比+20%超」「予想PER=7倍未満」「実績PBR=1倍未満」「予想配当利回り=2.2%以上」である。
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