まだまだグローバル・マーケットのハリケーンは続きます。
しかも、マーケットの流れは速いです。
6月09日にはアメリカでは「CPIショック!」が走りました。
いよいよ、ナスダックは最高値から30%以上下落して「バブル
崩壊」します。
S&P500も20%以上下落して「弱気相場入り」へ。
6月14~15日のFOMCでは、パウエルFRBは政策金利を0.
75%引き上げます。さらに、7月FOMCでも0.50~0.7
5%の利上げを行うことを示唆。
しかし、この程度の大幅な利上げでも、まだまだ少なすぎ。
パウエルFRBは、6月14日~15日FOMCで、インフレ退治
には後手後手に回り続ける「21世紀のアーサー・バーンズ」にな
ることを内外にはっきりと表明したのです。
この日のFOMCで「アメリカ経済のスタグフレーションへの道」
が確実に開いたのです。
2022年のアメリカ株式市場では、「1973年から1974年
にかけてのニフティ・フフティー相場が終焉した時」のような時
代が訪れることでしょう。
すなわち、2022年内にS&P500が大暴落するような事態に
なれば、暴落に怖じ気づいたパウエルFRBは「金融政策を緩和へ
と大転換」するでしょう。
この大転換により、今度は株価が急騰することでしょう。
今後は、「株価の急騰」にも備ええましょう!!!
私たち個人投資家は、あまり悲観的になる必要はないかもしれま
せん。
パウエルFRB議長が「インフレ退治に弱腰のアーサーバーンズ的
なの道を選び取った」ということは、「株式市場的には比較的優し
い現実的な道」を選び取ったと、言うことです。
今後の内外の株式市場では、向こう数年くらいは「デコボコのボ
ックス相場」が続くことでしょう。
さて、日本株式市場
本日の日銀会合で、「でまかせの悪い円安論」者たちの圧力に屈し
ないで、金融緩和を継続している黒田日銀総裁は立派です。
日本株式市場は、今後は欧米の株式市場をアウトパフォームする
ことでしょうが、欧米のバブル崩壊からは無縁ではいられないで
しょう。
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