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はじめに
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国会が終わり、参院選が始まる。コロナ渦で日本の国力が多いに削られ、経済面においても記録的な円安なのにもかかわらず、まったくもって無風。
もはや、日本人にはまともな民主主義を実行できる能力はないことが歴史が証明している。
むしろ、人徳ある天皇による政治がよっぽどまともであるのでは?
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エリザベス女王在位70年 本当に「君臨すれども、統治せず」か? 史上最強の君主として
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イギリスのエリザベス女王が即位70周年を迎え、6月2日から5日までの4日間、イギリスでは「プラチナ・ジュビリー」が開催された。この間、イギリスでは祝日なり、連日、さまざまイベントが開催される。
「ジュビリー」とは在位期間の節目を、それぞれ祝うもの。女王は、即位25周年目の1977年にシルバー・ジュビリー、2002年に50周年目のゴールデン・ジュビリー、2012年に60周年目のダイヤモンド・ジュビリー祝っており、今回が4回目のジュビリーとなった。
エリザベス女王は正式には、1926年4月21日に生まれ。ただ、公式の誕生日は6月の第2土曜日が制定されている。これは女王の曽祖父に当たるエドワード7世からの伝統であり、11月生まれのエドワード7世が、公の祝典を気候の良い時期に行いたいとして始めたもの。
6月2日からの4日間、イギリス全土では屋外でのストリート・パーティーが開催される。また、従来は日付が変わる前には閉店となるパブやバー、ナイトクラブなども午前1時まで営業する。
プラチナ・ジュビリーの主要な行事としては、6月2日にエリザベス女王の公式誕生日を祝うパレード「トゥルーピング・ザ・カラー」が行われる。また、全国2000以上の都市でプラチナ・ジュビリーのかがり火がともされる。
6月3日にはセント・ポール大聖堂で感謝のミサが執り行われる。聖堂にあるイギリス最大の鐘「グレート・ポール」も鳴らされる。6月4日はイングランドのエプソムダウンズ競馬場でダービーが開催される。バッキンガム宮殿では、王室とBBCの共同主催による祝賀パーティーが開催される。
6月5日には、各地で「ビッグ・ジュビリー・ランチ」と称した持ち寄りのパーティーや、ストリート・パーティーが開催される。
ロンドン中心部では、1万人が参加する「プラチナ・ジュビリー・ページェント(行列)」が催され、王室所有の8頭立ての馬車「ゴールド・ステート・コーチ」も登場する。
よく、「君臨すれども、統治せず」といわれるが、その言葉をそのまま受け取ってはならない。 女王は、イギリス議会会期中には毎週1回は首相と会見し、その時々の政治課題について話し合う。
その内容については完全に極秘であるが、たとえば、サッチャー元首相は、
「この拝謁が単なる形式的なものだとか、社交上の儀礼に限られていると想像する者がいたら、それは完全に間違い」
との言葉を残した。
目次
・女王の権力
・女王としての役割
・危機にさらされる、女王の権力
・女王の権力
女王は、たとえば「日本国の象徴」である天皇と比較しても、信じられないほどの強大な権力を手にしている。
女王は、イギリスの君主であるとともに、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、ジャマイカ、バハマ、グレナダ、パプアニューギニア、ソロモン諸島、ツバル、セントルシア、セントビンセント・グレナディーン、ベリーズ、アンティグア・バーブーダ、セントクリストファー・ネイビスの16カ国の君主でもある。
もちろん、16カ国の国々の統治は、それぞれの政府や議会などに託されてはいるものの、しかし各国の国家元首として女王は、「国の顔」である。実際、それらの国の紙幣にも女王の顔が描かれている。
女王は、議会の開会式を行い、首相を任命し、女王の署名なくしては議会制定法も成立しない。外国からの賓客をもてなし、自らも国賓として世界中を飛び回ってきた。
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