元外資系レジェンズ『Team xoxo』あなたに寄り添う投資情報
投資情報だけでなく皆様の興味や知的好奇心に寄り添う情報発信を目指すチーム
ネガティブサプライズだった米国CPIから始まったか株式市場逆回転の流れは、FOMCこそ上手く抜けたものの、スイス中銀のこれまたサプライズな利上げで再加速し、個人投資家の皆様にとってはなかなか厳しい相場展開だったと思います。みんな元気出して!では今週の週刊xoxoスタートです。
xoxo
============================================================
今回のテーマ
1.不透明要因が強いなかの米国株スクリーニング
2.懲りない連中
3.ナスダック投資だけでいいの?「ダウの犬」パフォーマンス検証
============================================================
◆◇◆◇◆◇◆◇
1.
不透明要因が強いなかの米国株候補銘柄
■米国株式市場は依然として不透明
6月第3週(13日の週)が終わった。米国市場は3週続落。ここ11週間のうち10週で下落。注目の6月FOMCとSQを終え、変動幅が高いながらも、7月末にかけては押し目で何を拾っていくのか、前向きに株式市場を捉える投資家が増えてくると見ている。
もちろん市場はリセッション懸念を織り込めていないとか、7月FOMCおよび年末までのパスが見えにくいとか、市場全体を語るエコノミストは言う。彼らはシニカルな視点で切るのが仕事だから。
でも運用サイド出身の僕からみると、市場参加者のうち、想像力が足りない人たち、リスクを取れないサラリーマン資産運用担当者がワーワーいっていると感じるだけで。「相場は悲観の中で生まれる」の名言が頭をよぎる状況。
とはいっても、6月7月のうちに全力で買い向かいましょう!という話ではない。
頭ごなしに今の相場はダメだな、様子見だな、というのではなく、「今買うなら何だろう」ということで投資タイミングをウォッチして、車でいうアイドリング状態にしておきましょう!という趣旨だ。
今後、ちょっとずつでも打診買いの継続が、将来のリターン確保につながる地合いと見ている。
以下はいつもの通り、週足でのS&P500の1年チャートと出来高。
(出所:Bloomberg)
次のチャートは、週足でのボラティリティインデックス(VIX)の1年チャートと出来高。依然として高いが、気迷いしている感じも?
(出所:Bloomberg)
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)