歴史から今の混乱状況を推測する
おはようございます。
最近、ほうじ茶というものにはまっています。私はダントツのコーヒー派なのですが、このおうち時間が長すぎ、カフェインの過剰摂取気味。そんなときにお茶もカフェインが多いので、ほうじ茶を飲んでみると胃に案外やさしいような気がする・・・。というわけで、ほうじ茶をよく飲んでいる。お茶もほうじ茶も同じものだし、カフェインの量は変わんねーよ、知ったかぶりしてんじゃねーよ、と言われるのですが、ま、気分の問題ですのでお許しあれ(笑)。
■産業革命はなぜ起こったのか?
今、知的革命が17世紀中葉から起こった、なんて話にはまっているのですが、産業革命はなぜ起こったのか? 蒸気機関のワットの発明はなぜ、起こったのか、なんて考えています。なぜ、このような発明が起こったのかわかりませんが、背景はなんとなくみなさんもわかると思います。
蒸気というと水を沸かすことによって起こるのですから、それに必要なものは火。その火を大きくするのに必要なものは薪になるわけです。ヨーロッパの1/3の森林が消失をしたのはこのためです。ヨーロッパに行けばほとんど森林がないのはそのためです。その後、コークスの使用によってより多くの火力を得ることができたので、石炭需要が伸びた、ということです。フランスドイツ国境やイギリスに優良な炭田があったことも産業革命を後押しました。参考までにロシアが侵略するウクライナ東部も優良な炭田の宝庫であり、ウクライナの工業化はここから始まりました。多くのロシア人が入植し、ロシアがこの地域を侵略するのにはそれなりの理由がある、ということです。
忘れてはいけないのは、いまだに世界では30億人の人々が必要な火力を得ることができないので森林破壊がまだ進行をしている、ということです。火力、つまり炊事などの動力源は世界の半数近くの人が得ることができないということです。
この石炭がヨーロッパの繁栄をもたらしたのですが、中心は石油に移行をしたのです。第二次大戦後に、多くの欧米諸国が中東に植民地を持ったのはこのためです。アメリカが大戦中に大きく躍進をしたのは、アメリカで石油が産出された結果です。そのアメリカは1948年に最後の石油輸出が行われ、70年後の2010年代後半になるまで石油、ガスの輸出はなかったのです。
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