No.524 (2022年06月19日発行)
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鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編
株式大暴落の予兆。リセッションという言葉が頻出するようになったら気をつけよ
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私は今年に入ってから「金融的冒険はするな、株式は買うな、投資は定期定額積立投資だけにしておけ、後は何もしないで寝てろ」と強く言ってきた。このメルマガでもしつこいくらい念を押してきた。
ちょうど今は2022年6月で、年の折り返し地点に来ているのだが、株式市場は悲惨なことになっている。6月17日時点での年初来(year to date performance)の株価を確認すると以下のようになっている。
VTI マイナス23.91%
SPY マイナス22.97%
QQQ マイナス30.96%
QQQがマイナス30%超えということは、レバナスはマイナス60%超えになっているわけで、今年に入ってから「レバナスをガチホだ」と言っていた人間は、ほぼ真っ赤に焼き殺されたと言っても過言ではない。
レバナスの中には信用取引と同じく3倍のレバレッジがかかった「TQQQ」のような金融商品もあるのだが、年初来で見ると72.74%(きちんと3倍をトレースできていないので90%になっていない)のマイナスだ。
はっきり言って、これは強制退場のレベルである。
今年はエネルギーセクターがロシアによるウクライナ侵攻のこともあって上昇しているのだが、原油価格が上がっていっても、石油各社は「儲け過ぎだ」と袋叩きに遭っており、先週から暴落している。
そうなると、株式市場全体が地獄に堕ちたということになる。そこで、「これだけ下がったのだから、もうそろそろ買い時なのか?」と私に問いかける人もいるのだが、私の答えはこうだ……
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