「時の花」2022/6/20号

時の花　2022/6/20 今週（2022/6/20～6/24）の日経平均予想：〇〇〇～〇〇〇円　←実際には、予想数値が載っています （先週の予想：26700～27500円、実績値：25720.80～27389.30円） 先週は、米国株式市場で0.75％の利上げが行なわれるとの観測が広がって、米国株価が当方の想定外に下落した。6/15（水）に実際0.75％の利上げが決定されると同日の米国株はいったん落ち着いたが、翌6/16（木）にはスイス中央銀行が予想外の利上げを打ち出したため、同日のイングランド銀行の利上げ（こちらは市場の予想通り）も加わって、世界的に利上げが加速するとの懸念が広がった。このため週末にかけて、一段と米国株価が下押しし、ニューヨークダウは３万ドルの大台を割り込んだ。こうした世界的な株安が、日経平均を26000円割れに押し下げることとなった。 今週は、大きく市場を動かしそうな材料が乏しい。パウエル連銀議長は、6/22（水）に上院で、6/23（木）には下院で、議会証言を行ない、市場の注目度は高いだろうが、先週のＦＯＭＣ（連邦公開市場委員会）直後ということから、特に大きな路線変更を表明するとは見込みがたい。 このため主要国の株式市場では、さらなる投げ売りが誘発されることは見込みにくく、一方で投資家が買い意欲を一気に増すとも考え難い。日本株も、主に現水準辺りでの値固めの動きが優勢となろう。 今週（2022/6/20～6/24）の米ドル円相場予想：〇〇〇～〇〇〇円　←実際には、予想数値が載っています （先週の予想：133.80～135.30円、実績値：131.50～135.58円）