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マーケットはドル×金利の答え次第

角野實のファンダメンタルズのススメ
  • 2022/06/21
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マーケットはドル×金利の答え次第 おはようございます。 実は輪島、珠洲の地域には数日前に行っており、その直後に大きな地震。幸いにして大きな被害にはならなかったことに一安心をしています。心よりお見舞い申し上げます。そういえば阿蘇に行った数日後も噴火・・・。私が行くところ、行くところ、みんな災害に見舞われる・・・。そうだ、お前が行くところはみな被害に遭う、だから出かけんな、という周囲の声は想定済み(笑)。だったら、仕事しねー、といったら黙る周囲(笑)。ドMも案外強いもんだ・・・。単なる偶然なのでしょうが、やはり異常気象なのですかね。 ■ドル×金利、の答えの意味 いつもドル×金利の答え次第によって、マーケットが変わるとここのところ解説をしています。 ドルの年間変動は13%、10年物国債金利利回りは1.7%。 金利が高騰しているといっても、この数字を端的にみれば金利の高騰など「かわいい」もので本当に高騰をしているのはドルです。 つまり日本の金利は動かないと仮定すれば、本当にドル円相場を動かしているのはドル本体価格で、円高にいくときには、ドル本体が大きく下がっているわけです。アメリカの金利が下がったとしても、動いても0.01程度の平均であるのに大した影響はありません。ドルは動くときには2%、動きます。つまりドル円相場は金利差で動いているわけではないのに、世間は、金利差、金利差の大合唱です(笑)。 たとえば、気候変動ですが、2020年は過去最大に原油などの化石燃料の消費が落ち込みました。つまり21世紀に入っておそらく炭素がもっとも排出されなかった年でした。でも、異常な気候変動は続く。私からみれば、炭素が地球温暖化の最大の原因ではなかったの? その消費が落ち込んでも相も変わらず、異常気象が続く、結局、ドル円が金利差と動いているということと世間は同じ主張をしているんだね、としか思えません。 科学というのは再現可能な現象を指すわけなのですが、ドル円の金利差が拡大しても円高になったり、化石燃料の消費が減っても異常気象は収まらない、なのに、金利差でドル円は動く、炭素の排出を止めなくてはいけない、本当に科学の力をみなさん信じているのかね、爆笑だよ、と私は思っています。

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