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“青森の神様”木村藤子
あなたに幸福をもたらすメールマガジン
2022年6月24日 Vol.205
人に求めることは空虚である
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人は人と人が関わることによって、この世に生を受けます。
全く別の環境に生まれ育ったふたりが出会い、恋をして、新たな家庭を作ります。そこから生まれた新たな命もいずれは巣立ち、人生の伴侶を見つけ、自分の家庭を築いていきます。親から子へ、子から孫へ。そしてまた、孫からその子へと、生命のバトンタッチは当たり前のごとく続いていきます。
このように私たち人間は、人類が誕生してからずっと出会いと誕生を繰り返してきました。人類の歴史とは、まさに家族の歴史でもあるといえるのではないでしょうか。
私たちの住む社会は、人と人が織りなす共同体です。そこにはさまざまな集団が存在しますが、なかでも最小の単位でありもっとも強いつながりを見せるのが「家族」です。
みなさんも自分のことを考えてみてください。この社会で生活していれば人はいろいろなところに関わりができるものです。でも、最終的に帰属意識を強く抱くのは一体どこでしょうか? それは国でも会社でもなく、自分の生命の根源である”家族”なのではないでしょうか。
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