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読者限定!山田真哉氏との対談「円安・インフレ下での資産防衛術」全文配信(2)

花輪陽子のシンガポール富裕層の教え 海外投資&起業実践編
──────────────────────────────────────── 【花輪陽子氏×山田真哉氏】 シンガポール在住FPとカリスマ公認会計士が本音激白! 円安・インフレ下での資産防衛術 対談全文配信(2回目) ──────────────────────────────────────── まぐまぐ事務局です。いつもメルマガをご購読いただきありがとうございます。 6月9日の花輪陽子さんと山田真哉さんの対談全文を6月22日号に続き、第2回目をお届けいたします。 実際の動画を見たいという方は、最後に視聴方法が掲載されていますので、そちらをご覧ください。 ─────────────────────────────────── ■日本円しか持っていない人は、今から何をすればいいの? 内田:まずは、山田さんもそうかもしれませんけど、大多数の日本人は日本円で貯金していると思うんですね。その人たちが、まずすべきことは何でしょうか?花輪さん、具体的に教えていただけますか? 花輪:日本円で持っていた方は、今は何もしなくてもお金が目減りしている状態なんです。少し前であれば10億円を持っていれば、100万USドルだったのが、今は74万USドル程度と、外貨換算では資産は目減りしていることに。 世界の金融商品ではUSドルの商品が多いので、多くの富裕層は、ほぼUSドルにして運用しているんです。もちろん、一部をユーロなど他の通貨に分散している場合もありますが。日本人の方も、全部とは言わないですけど、資産の一部を、USドルや他の通貨に変えて運用した方が、日本円よりは購買力を維持できるんじゃないかと思います。 内田:日本人は、日本円で持っていることだけで価値が目減りしていることに気づいていない人がすごく多い気がしますね。 山田:ただ、この135円というタイミングで、じゃあドルを買うぞって、すごい負けた感があって、どうしてもアンカーリング効果(※)で、頭の中では1ドル100円、110円って感覚が残っていて、135円で買うと負けたっていう気分になる(笑)。負けていても、長期的に見ると円安だと思ったら、ここは割り切って買う。でも、ここで何百万円を一気にドルに換えるとかってなると、円高に流れ急に変わることも当然ありえるので、時間分散がいいでしょうね。時間で分散して積み立ててちょっとずつドルに変えていく。 ※アンカーリンク効果:最初に与えられた数字(アンカー)を基準に考えることで、その後に提示された別の数字への認識が異なってくる現象 すごい語弊がある悪い言い方をすると、今後、やっぱり資源が強いと思ったら、敵国であるロシアルーブルを買い増していくっていうのとかもあるのかな。僕はやらないですけど、グローバルに分散していくなら。 花輪:ジム・ロジャーズさんも、壊滅的なダメージを受けたような国に投資するのはすごくいいとおっしゃられますね。今はロシアにはなかなか投資ができないと思うので、ルーブルやロシア株を買うことは難しいと思います。でも、投資できるのであればしたいとも言ってましたよ。移住するにしても、投資をするにしても、本当にすごいリターンを目指しているのなら、壊滅的な国、ベネズエラとか、ジンバブエやロシア、ウクライナの方が、悪い時からの上り幅はあるよと彼は言ってます。どこまでのリターンを自分が目指すかで違ってくると思います。 あと別にUSドルでも、今は円安が進んでますけど、一服する時があるはずなんです。なので、私も一服してた126円位の時に、追加で両替をしました。103円などにはなかなか戻りにくいと思うんです。二度と戻って来ないかもしれないので、それは忘れて、今なら126円とか、そういう一服するタイミングは絶対あると思うんです。株が大暴落する時とか、そういうタイミングをみはからうなど、少しずつドルに変えるとかするのはいいと思いますけど。

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