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【花輪陽子氏×山田真哉氏】
シンガポール在住FPとカリスマ公認会計士が本音激白!
円安・インフレ下での資産防衛術
対談全文配信(3回目)
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まぐまぐ事務局です。いつもメルマガをご購読いただきありがとうございます。
6月9日の花輪陽子さんと山田真哉さんの対談全文を6月29日号に続き、第3回目をお届けいたします。
実際の動画を見たいという方は、最後に視聴方法が掲載されていますので、そちらをご覧ください。
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■絶対やってはいけない資産運用とは?
内田:お二人には、こんな資産運用はやっちゃダメっていうような話があれば伺いたいなとも思うんですけど、花輪さんどうですか?
花輪:誰かに言われてそのままやる。それで失敗したら、その人のせいにするとか、誰かに言われたとか、雑誌に書いてあった投資をやるとかだと、途中でいつ売っていいのか買い増していいのか、全くわからなくなっちゃうんです。だから、その人のその時に言ってるアドバイスは正しかったとしても、その後、分からなくなって間違ったことをやってしまうと思うので、やっぱり自分がよく分かる資産運用をしないといけないと思います。
内田:確かに。山田さんどうですか?
山田:今、ちょうど現在進行形で起きてることなんですが、あるうちのお客様の芸能人の方が、不動産屋さんに「今度作るマンションに先に手付け金を払ってくれたら押さえますよ」と言われたそうです。「そこはすごく人気があるいい場所なので、多分買ってすぐ売っただけでも儲けが何千万も入るけど、どうですか?」って言われていると私に相談があったんです。でも、そこのマンションを買うと、その人の資産の九割が吹っ飛ぶんです。ローンを組んだとしてもリスクが高すぎる。最終的には、どれだけ美味しい話でもポートフォリオを崩すと怖いですよね。
花輪:怖いですね。
山田:また別のお客さんで、やっぱりこれからの将来が不安だと言って、2億円ぐらいのマンションを買った人がいました。それが何部屋かあって、そこで賃貸収入だと言っても、その人は買ったとたんに怖くなったそうです。資産が2,000万しかないのに、2億のマンションを買って、ローンがいっぱい残って、それだけで怖くなって‥‥。結局、半年で売ったので全然損はしないけど、得も全くしないっていう半年を過ごしたそうです。
花輪:それはよくありますよね。株でもよくあります。買った瞬間にやっぱりこういうリーマンショックとかウクライナ危機が来ると怖くてすぐ売ってしまって、一番よくないタイミングで売るのはよくあります。
山田:少なくともある程度、余裕資金の中でやる気持ちがないと。「今、円安だからこれがいいです」とか言ってくる人がいると思うんです。インフレだからこれを買えとか、海外にお金を移してとか。それを自分の資産の一割ぐらいでやるならいいんですけど、5割とか8割とかでやるのは怖い。
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