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第222回 番外編、ビットコインの相場は今後どうなるのか?さまざまな予測
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▼今回の記事
今回は番外編として、ビットコインのさまざまな相場予測を紹介する。いつものブロックチェーンを適用している分野別の紹介はお休みする。
▼下げ止まったビットコイン
それでは早速今回のメインテーマを書く。ビットコインを中心とした暗号通貨のさまざまな相場予測の紹介である。
大きく下落していたビットコインは、下げ止まっているように見える。6月18日には250万円まで下落し、200万円を割り込むのも時間の問題とみられていたビットコインだが、いまは下げ止まり280万円台で取引されている。2万ドルを割り込むとさらに大きな下落が懸念されていたが、そうはならなかった。1万8000ドルで踏みとどまり、その後上昇に転じている。
このようなビットコインの相場だが、「テレグラム」などの個人投資家の集まるSNSの投稿や、彼らが注目している記事などを見ると、悲観的なムード一色だった先週とは異なり、楽観的な予測が少しずつ増えてきているのが分かる。前回の記事では、2万ドルが底値になり、それから爆上げするとの「ブルームバーグ」のアナリストの予測を紹介したが、そこまで楽観的ではないものの、将来の明るい相場展開の予測が増えているのだ。
●クジラの買いの促進
楽観的な予測の背景の一つになっているのは、「クジラ」と呼ばれるビットコインの大口投資家による買いの促進である。暗号データプラットフォーム、「BitInfoCharts」によると、「クジラ」は6月14日以降の一連の取引で2554枚のビットコインを購入している。この結果、「クジラ」の保有額は27億6300万ドル以上になっている。暗号分析会社、「Santiment」によると、暗号市場の低迷が「クジラ」によるビットコイン買いの引き金になったという。
おそらく今回のビットコイン相場が下げどまった理由の一つは、やはり「クジラ」によるビットコイン買いの促進があったようだ。もしこの動きが今後も継続するなら、ビットコインの相場も上昇トレンドに入る可能性が出てくる。少なくともそのような予測は成り立つだろう。
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