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岩上安身のIWJ特報! 第563号 孫崎享氏インタビュー第4回(その6)

岩上安身のIWJ特報!
  • 2022/06/30
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第563号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 岩上安身のIWJ特報! ロシア軍侵攻で世界に衝撃! 東の『台湾有事』危機と西の『ウクライナ有事』危機が同時に迫る!(第4回) 岩上安身による元外務省国際情報局長 孫崎享氏インタビュー (その6) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (その5)の続き  侵攻してきたロシアへの徹底抗戦を表明し、一躍時の人となったウクライナの ゼレンスキー大統領。彼はもともとコメディアンからスタートし、主演ドラマ 「人民の執事」のヒットで国民的人気を得た。  その「人民の執事」をはじめ、ゼレンスキー氏の出演番組のほとんどを放送し ていたテレビ局のオーナーが、ウクライナ屈指のオルガルヒ、イゴール・コロモ イスキーという人物だ。  このコロモイスキー氏は、人権団体アムネスティ・インターナショナルが「戦 争犯罪」と批判する極右ネオナチ民兵組織「ドニプロ大隊」の創設者である。ロ シアはコロモイスキー氏をインターポールの指名手配リストに載せるよう、要求 し続けている。 ・元外務省国際情報局長・孫崎享氏(IWJ撮影、2022年3月3日)  https://bit.ly/3ymQ0Iy  現在は米国に在住するコロモイスキー氏だが、その米国で、ウクライナのロビー 活動が突出していることは、ほとんど知られていない。  投資家ジョージ・ソロス氏と、右派系実業家チャールズ・コーク氏の共同出資 によって設立された米シンクタンク「クインシー研究所」は、「ウクライナの利 益のために動く企業が、2021年に1万通以上のメッセージや会合を、議会事務所や シンクタンク、ジャーナリストに送り、強く働きかけた」との調査結果を発表し た。  米独立インターネットメディア『インターセプト』は、この報告書について、 「米国内にある最大の外国ロビーであるサウジアラビア・ロビーが行った接触は 2834件で、その4倍ほどの活動をウクライナ・ロビーが行ったことになり、その量 は『異常』だと(クインシー研究所は)指摘している」と報じた。  ウクライナ・ロビイスト達の目的は「反ロシアキャンペーン」であり、その標 的は、ウクライナを通らず、ロシアとドイツを直接つなぐ天然ガスパイプライン 「ノルドストリーム2」である。  そして、ウクライナ・ロビイスト達は、米国議員に対して前例のないキャンペー ンを行い、2022年に提出された「ノルドストリーム2」阻止の追加制裁法案を支援 していたのである。 (記事目次) ◆お笑い芸人だったゼレンスキー大統領のタニマチ!? 米国在住のオリガルヒ、コ

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