拾われし者|No.131|原田寛|芦原英幸と直弟子たち
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メールマガジン『拾われし者』 No.131
「日本武道 空手」(中編)
秋田の佐藤俊和先生からの大会協力依頼を受け、掴みありのルールからPOINT&KOルールを変更採用し、四国の予選会を実施、
上位入賞者は東京で開催される全国大会への道筋を構築。
そして、自流派びいきにならない公平たるルール協会からの審判団の派遣。
この2つの理想と子ども達の夢に繋がる土台を整える事により毎年、右肩上がりの選手参加を示していった。
大会には、スポーツ庁の後援並びに地元ライオンズクラブの支援が付き、全国優勝者には、松山市長褒章の授与式が市長室にて執り行われる。
ローカルニュースにて、その栄誉における特集番組が製作され、お茶の間に流れる。
そして学校からも表彰を受けて、地元新聞に栄誉が大きく掲載された。
「空手に市民権を」とガムシャラに取り組んできた事が実を結び、当時若かりし頃の自分達の世代では考えられなかった事が次々に実現出来た
のだった。
その後、国際交流事業として海外選手との交流の道筋も確立され、大会は国際色豊かな大きな盛り上がりを見せていった。
かすかに振り返るとこの頃が、右肩上がりの頂点に近付き登っていたのだと思う。
そして、躍動感に満ち溢れ打つ手、打つ手が次々に具現化され、夢の理想が現実化になっていったのだった。
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