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(号外)戦後以降の物価上昇の経緯と、将来は一体いくらの年金が貰えれば安心なのかという問い。

事例と仕組みから学ぶ公的年金講座
こんばんは! 年金アドバイザーのhirokiです。 本日は号外発行です。 ーーーーーーーーーー 1.猛烈に物価が上昇した過去。 ーーーーーーーーーー 最近は物価の上昇で生活必需品などの値上げがひっきりなしですね… さすがに困りますね。 日本は平成になってからは経済成長が停滞し、ほとんど物価も賃金も上昇しませんでしたので、もうこれ以上物価が上がる事は考えにくいだろうと思われていました。 僕自身も物価が上がらない事は無いでしょうけど、そんなに影響があるほど上がる事はもはや無いのかなあ…と考えたりもしました。 しかしながら今回突然のロシアの軍事侵攻のせいで一気に世界中が物価上昇に見舞われました。 世界の主要な国で戦争のような重大な有事が発生すると、案外簡単に物価上昇が起きるものなんだなと思いました。 そういえば物価の上昇で生活に特に直撃したのは、第二次世界大戦後の昭和20年前半と昭和48年の石油危機の時が有名ですよね。 戦後すぐの日本はどこもかしこも焼け野原だったので、供給するモノがほとんどないような状況でした。 モノがないのに戦後に海外から帰ってきたり、戦争終わったから軍人も戻ってきたりしたので、約700万人程の人が増えました。 そんなに人が増えても、供給するモノがあまりにも足りないので猛烈な物価上昇が起きました。 人が多いので何かを買いたいという需要は高くなったのに、供給するモノが無いからひたすら物価は上昇しました。 物価が200倍ほどになって、ハイパーインフレと呼ばれました。 今じゃ禁止ですけど、日銀引き受けという事をやっていて、つまり日銀にせっせとお札を刷らせていたりもしました。 機械的にひたすらお札を刷ってしまったらますますインフレになってしまいます。 例えば、100円で買えていたものが2万円出さないと買えないような状況ですね。 貨幣の価値は200分の1になってしまってますね。 物価が上がると貨幣価値が下がってしまうので、それまで老後のためなどに貯めていた積立金はもうほとんど価値を失いました。

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