PART1 市況展望 (執筆日時:7月1日深夜1時半)
いつものように市況を展望します
[1] 今後の予想 ~どこが天井なのか?~
前回のこのメルマガのタイトルを、
「6月中旬、安、7月8日、高」
としました。
6月30日までの結果を見てみますと「6月20日」
に「25.520円」の安値が付いて、そこから反発
しています。
「6月20日」というのは「6月中旬」の最終日
ですから、安値の時期の予想はギリギリ的中した
といえそうです。
そして、6月20日に付いた安値の「25.520円」
について検証してみますと、
3月9日の安値 -- 24.681円(ウクライナショック)
5月12日の安値 -- 25.688円
6月20日の安値 -- 25.520円
というように、5月12日の安値(25.688円)よりも
6月20日の安値(25.520円)の方が低いので、現時点
までにおいては、6月20日の安値をウクライナ
ショックの「二番底」と認識します。
ただし、この「二番底」は円建ての日経平均株価
についてのもので、後に述べるように、ドル建て
では、6月20日の安値は「新安値」です。
そこで、前回と同様に、この6月20日の安値
(25.520円)をドル建てで見てみますと「188.42
ドル」となります。(6月20日のドル円相場の
ドルの高値は「135.44円」です。)
前回、「3月9日安値の24,681円」と「5月
12日安値の25.688円」をドル建てで見てみた
データと並べてみます。
「3月9日安値の24,681円」--- 213.61ドル
「5月12日安値の25.688円」--- 201.47ドル(-5.68%)
「6月20日安値の25,520円」--- 188.42ドル(-6.48%)
このように見てきますと、ドル建てで日本に
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