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算数得意化プロジェクト
~ 算数得意化への道 ~
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ -その339-2022/07/01発行◆
「コスト2」
問題を解くのに必要な労力をコストと表現するとします。
コストの高い問題を解くためには、当然それに見合った作業量とか
思考量が必要で、そうしたコストをきちんと支払うのが正当な算数や
数学の解法です。
なんらかの工夫によって、10コストかかるような問題を9コスト
や8コストにできる事があったとしても、2コストや3コストにはで
きないのが普通です。
もし2コストや3コストで解けるのであれば、それはもともとその
くらいのコストで解けるように設計された問題か、問題の作成に失敗
したかのいずれかです。
だから10コストの問題に対してはそれをちゃんと支払う覚悟をす
る事が大切で、それを無理矢理2コストや3コストにしようとすれば
それはもはや算数や数学ではなくなってしまう。
◇ ミックス文章題(四則)のような問題は、ちゃんと文章を読んで
何算かを判断する必要があるので、コストは高くなります。
これに対して、「問題にあわせてって書いてあったらたし算」って
教えるとコストは下がりますが、もはや算数ではない何か他のゲーム
になってしまう。
ちなみに◇ ミックス文章題(四則)はこの解き方が通用しないよ
うに作成されています。
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