映画館に2回以上、同じ映画を観に行くことはたまにありますが、
「IMAX」で2回観ても、その映像の力に飽きずに圧倒される、、、
ということはなかなかありません。
普通は多少なりとも、飽きてしまうようなシーンがあるものです。
しかし、この作品は、
フィクションでありながら、トムの生き様を記録したドキュメント的な面が色濃く、
空前の熱量とアドレナリンをほとばしらせる撮影に臨んだ俳優たちとスタッフの
決死の一瞬一瞬の結晶なので、目が離せないのです。
36年を経たマーベリックの、
目尻のシワの深さと動き、その年輪の語る何かを、
僕はついつい、食い入るように見つめてしまいました。
僕は、この映画を観て、
トムは映画作りのためならば、ファンのためならば、
撮影中に死ぬことも、もはや厭わないのでは?
身を捧げてもいい、という覚悟で心が100%満ちているのでは?
と初めて感じました。
もちろんこれまでも、
『ミッション・インポッシブル』などのシリーズで、
あり得ないレベルの危険な、数々のアクションをこなしてきたわけですが、
それらとはまた一味違う、余韻や予兆を感じさせるのは本作ならではの創りです。
(※ 縁起の悪い意味では決してなく、
そういうレベルの悟りをもって製作にあたっている境地に
トムは居る、、、という感じ)
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