A. ウォレットがCookieの代わりに使われることになりそうです。
今回の記事は「web3企業にとっての最適なマーケティング」というテーマです。今回と次回の2回に分けて解説していきます。
What's Better than a Cookie? A Wallet - How Crypto Will Revolutionize Marketing
ここで問題提起されているように、web2の世界では、すでにプライバシーの側面からCookie(クッキー)の廃止が検討されています。
Cookieと呼ばれるものは主に2パターン存在し、廃止が検討されているのは以下の「サードパーティCookie」です。
・ファーストパーティcookie
→「訪問しているWebサイトのドメイン」から直接発行されるcookieのこと。ECサイトのログイン情報や閲覧履歴・カート情報などの保存に利用される。
・サードパーティcookie
→「訪問しているWebサイトとは異なるドメイン」から発行されるcookieのこと。これにより、複数のWebサイト上で同一ユーザーの行動を追跡できる。
では、web3の世界でCookieに相当するものは一体何なのか、という点を詳しく考察してみます。
web2時代の広告ターゲティング: Cookieによるユーザー追跡
皆さんご存知のように、web2の時代において広告ターゲティングをしようと思うと、必ず複数のウェブサイトにまたがった行動を追跡することが必要になります。
そこで、Cookieという技術を利用してユーザーを追跡しています。
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