ヒント:ファッションサブスクにおいて、以下のKPIが重要です。
・重要KPI #1:1人あたり●●
・重要KPI #2:●●あたりのコスト
この記事はゆべしさんとの共同制作です。
月額制のファッションレンタルサービスを展開する株式会社エアークローゼットの東証グロース市場への上場が承認されました。上場予定日は2022年7月29日です。
昨今、動画配信や音楽など、様々なジャンルで月額制(サブスクリプションサービス:サブスク)が広まっています。特にAmazon PrimeやSpotify、Netflixなどのサブスクに加入している方は多いのではないでしょうか?
このようなサブスクの中でも、エアークローゼットは「ファッション」に特化した月額サービスを運営している企業です。
今回は、エアークローゼットの有価証券報告書を読み解きながら、ファッションサブスクにおける重要なKPIについて解説しました。
エアークローゼットが新規上場
エアークローゼットは2014年7月に創業された企業で、「airCloset」という国内最大級の女性向けのファッションレンタルサービスを運営しています。
サービス開始から7年で会員登録者数は70万人を超えており、2021年6月期の通期売上は28億円で、想定時価総額は70.5億円のため、PSRは70.5億円 ÷ 28億円 = 2.5倍となります。
エアークローゼットの事業概要
エアークローゼット有価証券報告書 (2022年6月24日)
次に、エアークローゼットの事業内容を見ていきましょう。airClosetの基本的なサービスの流れとしては、以下のとおりです。
1. ブランドから洋服を仕入れる
2. 会員が登録した体型やサイズ、好み等に従い、スタイリストが選定した洋服を会員へ配送する
3. 会員は届いた洋服を着用し、返却する
4. 会員から返却された洋服をクリーニングし、他の会員へ届ける(再利用する)
※一定回数利用された洋服については、安価な価格で会員向けに販売されています。
前述の通り、airClosetはファッションのサブスクサービスですが、上記のサービスの基本的な流れを見ると、洋服に特化した「シェアリングエコノミーサービス」としても捉えることができるでしょう。
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