今回の参議院選挙は争点がない、としばしば言われますが、各党の公約を比べれば、与野党で明確にクッキリと分かれている政策があります。
「消費税減税」
です。自民・公明は消費税減税について何ら公約しておらず、税率「据え置き」を明確化していますが、各党は下記表の様に(5%減税から凍結・廃止等の形で)、明確に「減税」を打ち出しているのです。
https://foimg.com/00178/G042q2
ちなみに世界ではこれだけの国々が消費税/付加価値税の減税を実施。
https://foimg.com/00178/Tn0uFR
こう考えると、今の日本の自民党・公明党の、頑なに「減税は絶対しません!」という態度は、「異様」としか言いようがありません。
さらに異様なのが、岸田総理の態度。
岸田総理は「検討使」と揶揄される程、決断と実行等せずに、ただただ「検討します、検討します……」と繰り返すだけの政治家であることは広く知られた公知の事実。
しかしそれにも関わらず、消費税減税について「だけ」は、
「消費税減税は考えません」
と、検討すらしない、異様な態度(6月21日党首討論での発言)。
ちなみに、昨年の衆議院選での候補者アンケート調査では、やはり自民党、公明党の候補者「だけ」が、消費減税に対する「賛成率」が、実に
「0%」
となっています。野党各党は全て少なくとも50%、多ければ100%の候補者が消費減税に賛意を示しているにも拘わらず、です。
つまり、岸田総理や自民党、公明党の与党候補者達は、少なくとも消費税については、「国民のために必要なものは何か?」についての思考を全て「完全停止」し、ただただ判で押したように、「減税しないのダ~~~!!」と壊れたテープレコーダーのように繰り返すだけの、「マシン」になりさがっているわけです。
これはもう、総理大臣すら怯えるような恐ろしい圧力が、「消費減税」に対してかけられていると考える他に、合理的な説明は一切あり得ません。
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