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辺 真一メールマガジン
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2022.07.05 Vol.302
[毎月5,15,25日発行+号外あり]
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北朝鮮がミサイル開発に関心を持ち始めたのは1970年、中国が人工衛星の打ち上げに成功した時だ。これによって軍事大国の仲間入りを果たした中国をみて、北朝鮮はミサイル開発に並々ならぬ関心を抱くようになった。
1973年に第四次中東戦争(ヨム・キップル戦争)が勃発するや、北朝鮮はエジプトの要請でミグ21の操縦士1個中隊を派遣した。見返りにエジプトはソ連から供与されたソ連製ミサイル「フロッグ7」に関する情報を北朝鮮に供与し、北朝鮮はそれをベースに1979年頃から独自にミサイルの研究、開発に入った。1981年8月にはエジプトと科学技術合意を取り交わし、開発のベースとなる技術やノウハウを吸収した。エジプトは「第3国には絶対に提供しない」との条件でソ連から供与された「スカッドB」を1981年に北朝鮮に引き渡していた。
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