まーしーによる米国株投資で億のほそ道
Vol.8(2022年7月5日発行)
▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽
こんにちは!
米国株投資家・まーしーです。
著書に米国株投資で爆速1億円(
http://www.amazon.co.jp/dp/4591172007 )があります。
6月最終週~7月初週は大きく株価が動きました。
きっかけとなったのは、6月最終週に発表のあった各種統計の結果です。
そこから読み取れるのは、経済は想定どおりに減速し始めているということです。
別の言い方をすれば、FRBによる金融引き締めはしっかりと機能し始めています。
一方で、経済が減速するということは、FRBが目指すリセッション回避が疑わしくなったということでもあります。
実際に景気後退が訪れるのならば、株式市場は一段安となる可能性があるので、引き続き経済動向を入念にチェックしていきたいです。
さて、今週のラインナップ「かつて愛した銘柄の売却理由と現在も愛している理由」では話題のグロース銘柄で、保有者も多いと思われる有名クラウド銘柄を売った理由に言及します。
「主だったトレード」はポートフォリオ戦略の変更と、その理由をまとめました。
「今週の注目銘柄」で紹介するのは、私の現保有銘柄かつESGというテーマ性を持ち、将来性抜群の銘柄です。
それでは今週もよろしくお願いいたします!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
目次
【1】注目すべき経済動向
【2】かつて愛した銘柄の売却理由と現在も愛している理由―その3―
【3】主だったトレード
【4】今週の注目銘柄
【5】市場反転!?
【6】来週の発信予定
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【1】注目すべき経済動向
〇消費者信頼感指数は急落
6月28日発表があった、6月の米消費者信頼感指数は98.7と、市場予想の100.4を下回りました。前月比では4.5ポイントの低下です。これは2021年2月以来の低い数値です。
個人的に注目している、期待指数は66.4と、前月の73.7から低下しました。こちらも9年ぶりの低い数値となりました。同じく注目している向こう1年間の期待インフレ率は8.0%と、前月の7.5%から上昇しました。
これが意味することは、消費者は経済の先行きに不安を感じています。加えて、インフレ率は高止まりすることを予想しています。株式投資家としては、最も避けたい暗い未来を今回の結果は示唆しています。
指数を発表しているコンファレンス・ボード(CB)のリン・フランコ氏は「期待指数が80を大きく下回っていることは、経済成長が下半期に鈍化し、年末までに景気後退(リセッション)入りするリスクが増大していることを示している」と述べました。
〇利上げ断行。リセッションは回避?
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)