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花輪陽子のシンガポール富裕層が教えるお金持ちになる方法
/第73号/
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■ジム・ロジャーズ『世界大異変-現実を直視し、どう行動するか』から一部解説
こんにちは。シンガポール在住、ファイナンシャル・プランナーの花輪陽子です。
ジム・ロジャーズ著『世界大異変-現実を直視し、どう行動するか』(東洋経済新報社))を上梓し、7/22発売ですが、一部の書店で12日頃から並び始めるようです。
https://www.amazon.co.jp/dp/4492371338/ref=cm_sw_r_awdo_4GWS0G0SV3PZYMEEQ9E6_0
2年以上にわたるコロナ渦とロシアによるウクライナへの侵攻によって、世界が不安に包まれており、食料やエネルギー価格は高騰を続け、日本でもガソリンや電気代が高騰し、電力も逼迫しています。
また、20年以上の長期にわたって上昇してきたアメリカの株式市場に対する不安も高まり、急激な円安に対する不安を感じている人も多いです。
そんな中、世界的投資家として知られ、主にお金の流れを読むことで数多くの予測を的中させてきたジム・ロジャーズ氏に2021年10月より2022年5月まで、数ヶ月に渡ってシンガポールの自宅にてインタビューを行いました。
コロナショック直後の2020年5月に刊行した前著『ジム・ロジャーズ 大予測』では、ラリー(再上昇相場)の到来、商品相場のさらなる上昇、仮想通貨への政府の規制、米国経済の陰り等を的中させるなど、世界経済やマーケットの潮流を的確に予測してきました。
今後の世界の経済、金融、マーケット、そして社会はどうなるのか。また、ロシアによるウクライナ侵攻は、長期的な国際政治や地政学的動向にどう影響するのかを『世界大異変 ジム・ロジャーズ10年予測』にまとめました。
■■野球の試合にたとえると、最終回に入っている
コロナ危機後のラリーの行方はどうなるのかをジム・ロジャーズ氏に聞いたところ、「野球の試合にたとえると、最終回に入っている」という表現が非常に興味深かったです。
『ちなみに、ゲームのスタートは2009年〜2010年の秋の最安値付近で、それがバブルの初回イニングである。その頃、ほとんどの投資家は相場に失望をしていて、安値で株を損切りし、二度と株の話をしたくないという空気に包まれていた。
現在、このバブルは最終回に入っていると思う。もちろん同点になっていれば延長線に突入してしまうが、このブル相場にもゲームセットが近づいていることは間違いない。そして、バブル崩壊のサインはいろいろ見えている。』
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