2022.07.08更新分
■ 企業のデジタル化投資本格化で注目度高まる銘柄は?
日銀が7月1日に発表した6月の全国企業短期経済観測調査(短観)で2022年度の設備投資計画は全規模全産業で前年度比14.1%増となった。前回3月の0.8%増から大幅な上方修正となる。新型コロナウイルス禍で先送りされた投資が再開され、脱炭素やデジタル化に向けた投資も本格化する。
製造業の設備投資は全規模で20.5%増を計画。3月調査では9.0%増だった。非製造業でも全規模で10.5%増と前回の4.0%減からプラスに転換した。グリーン化やデジタル化といった景気に左右されにくい投資が着実に進む見込みとなっている。
雇用面では経済活動の再開に伴い非製造業の人手不足感が強まっている。人員が「過剰」と答えた企業から「不足」の割合を差し引いた雇用人員判断指数(DI)は全規模でマイナス30と2ポイント悪化した。先行きもマイナス35と悪化を見込む
つまり、いま多くの企業は人材確保とDX推進のニーズを高めている。そうしたニーズに応え、顧客企業の大々的な変革を後押しする企業とは? 以下にあらためて整理しておきたい。
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