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貞子第二メルマガ:「世界同時景気後退入り」への「過剰な懸念」はやがて解消へ~「恵みの雨のドル高円安」はいつまで続く?~

藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 2022/07/08
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アメリカ経済の「景気後退入り」は想定よりも早く、今後6-9か 月の間に始まるでしょう。 これに先行して、内外の株式市場はこの夏から秋にかけて大荒れ に荒れる可能性があります。 さて、「アメリカの実質GDP成長率」は、「1-3月期」の確報値 が前期比年率マイナス1.6%でした。 「アトランタ連銀のGDPナウ」によれば、「4-6月期」も前期 比年率マイナス2.1%と、マイナスが予想されています。 「1-3月期」のマイナスも「4-6月期のマイナス」も、どちら もテクニカルな要因が大きいです。 とは言え、たとえ「テクニカル・リセッション」であっても、アメ リカ経済が「二期連続マイナス成長入り」するかもしれないこと は、マーケット関係者には衝撃を持って受け止められました。 そこで、7月の一部のマーケットでは、「過剰な反応」が巻き起こ ります。 折しも中国経済も「4-6月期」はマイマス成長入りしそう。ロシ ア・ウクライナ問題を抱えるヨーロッパの景気後退は、アメリカ 以上に深刻なものになりそうです。 結果、今週は、資源コモディティー分野でパニック的な売りが巻 き起こりました。WTI先物価格も一時的にせよ1バーレル100 ドル台を割り込みました。 一方、アメリカの長期金利は依然3.00%未満に留まったまま。 これらは、「過剰とも言える景気後退への懸念」がパニック的に巻 き起こしたものです。 ところが、その一方で、コモでティー価格の急落や長期金利の低 位安定は、株式市場には朗報です。 「夏の暴落」に身構えていた株式市場は、またしても「肩すかし」 を食らったかっこうです。 しかしながら、しかしながら!!! 7月13日発表の「アメリカの6月の消費者物価指数(CPI)」統 計には要注意!!! この日の「6月の消費者物価指数」で、「アメリカ国内の高インフ レはまだまだ続いていて、FRBは大幅利上げを継続する」との見 方が再び優勢になり、一部の市場の「景気後退への過剰な懸念」は やはり行き過ぎだったということが判明することでしょう。 7月13日を境に、一部の市場の過剰は解消されて、長期金利も コモディティー価格も上昇、内外の株式市場は再び大荒れに荒れ 始める可能性があります。 さて、日本株式市場。 岸田政権が今週末の参院選挙で勝利すれば、岸田政権の「緊縮& 引き締め愛好者」という本性が露わになり始めることでしょう。 遅かれ早かれ外人投資家は日本株式市場から撤退してゆくでしょ う。

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