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ビジ選☆リーダーズ Vol.957『父が子に伝える13歳からのお金に一生困らないたった3つの考え方』(石原尚幸)

ビジネス選書&サマリーリーダーズ
■「お金を稼ぐ」にはどうする? お金が欲しい、お金持ちになりたいといいながら、お金の悪口を言 う人がいる。だが、お金は自分の悪口をいっている人のところへは 行かない。お金持ちになりたければお金の悪口を言うべきではない。 お金に好かれたいなら、お金を好きになることだ。お金が果たす役 割を正しく知ることだ。買い物には多くの人が関わっている。彼ら は、誰かがモノやサービスを買うからお金が稼げる。 お金を稼ぎ、使えば、たくさんの人たちに貢献でき、喜ばせること ができる。「お金の果たす役割」とは、人を喜ばせることであり、 人の生活を豊かにすることなのだ。 お金を稼げば稼ぐほど、たくさんの人に貢献できる。そのことを知 っておるべきだ。そうすれば、お金を好きになることができる。そ の結果、お金からも好かれるようになるはずだ。 ★ お金があれば、好きなことをしたり、好きなものを買ったりできる。 それがお金を稼ぐ目的だが、それ以外にもメリットがある。それは、 稼ぐプロセスの中で、自分を成長させることができることだ。 お金を稼ぐには、世の中が何に困っているかをリサーチする観察力 が必要だ。お金を払ってもらえる商品やサービスを開発する企画力、 さらには開発した商品を売り切る営業力も必要だ。 すべてのことを一人でやりきることは難しい。だから多くの人とつ ながりながら、協力してもらえる関係性を作り上げるコミュニケー ション力も大切だ。お金を稼げば、こうしたスキルが身につく。 「お金を残すことは大したことではない、商売を成功させるのも普 通のこと、大事なことは人を育てることだ」という。だが、お金が なければ商売はできず、人を育てることもできないのだ。 ★ お金を稼ぎたいなら、お金を増やす方程式を知ることだ。すなわち、 「自分が稼げるお金=お金を払ってくれる人×もらえる金額×お金 をもらえる回数」というものだ。 稼げるお金を増やすには「お金をくれる人を増やす」「もらえる金 額額を上げる」「お金をもらえる回数を増やす」の3つの方法があ るのだ。 要素を分解して考えることで、具体的にどう行動すればいいのかが わかる。行動がわかれば対策を立てることができる。それを実行す れば、自分の力でおこづかいを増やすことができるはずだ。 お金は、お困りごとを解決してくれる人に集まる。だからお金を稼 ぎたければ、困っている人を見つけて、その人に解決策を教えてあ げればいい。周りを見て困っている人を探してみることだ。 周りの人がどんなことで困っているのかを観察する。そして、どう したらその困りごとを解決してあげられるかを考えることだ。この 考え方は、一生役に立つはずだ。 ★ 相手の困りごとが、自分が解決できるものではない時でも、その依 頼は断わるべきではない。自分で解決できない困りごとなら、解決 できる人を探して紹介してあげればいいのだ。 そんなことをしても、自分の財布には1円もお金は入ってこないか もしれない。だが、代わりに大切なあるものが貯金される。それが 「信用」だ。信用は、お金と同じように貯めることができるのだ。 ただし、貯金のようにすぐに下ろすことはできない。おろせるのは 次にその人が困った時だ。信用を貯めておけば、その人は次に困っ たことが起きた時、真っ先に自分に相談してくるはずだ。 だから、困っている人が目の前にいたら、その人の困りごとを解決 してあげようとするべきだ。こんなことをしていても、半年や1年 ぐらいでは、それほどの差はつかないかもしれない。 だが、3年、5年、10年と経てば、変わってくる。目先のお金だ けを追いかけている人と、将来を見すえながら信用という貯金をし ている人とでは稼ぐ金額に圧倒的な違いができているはずだ。

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