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安倍晋三という巨大な存在が消えて、これから日本経済がどうなるのかを考えよ

鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編
No.527 (2022年07月10日発行) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編 安倍晋三という巨大な存在が消えて、これから日本経済がどうなるのかを考えよ - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - ★『鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編』のバックナンバーはこちらから購入できます。 http://www.mag2.com/archives/0001566290/ これまでの号はこちらでチェックしてみてください。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 2022年7月8日、安倍晋三元首相が非正規雇用者の41歳の男に撃ち殺されるという衝撃的な事件が起こっている。この男の母親はある宗教団体にのめり込んで破産し、その宗教団体とは近いとインターネットで噂されていた安倍晋三氏を逆恨みで撃ち殺したというのが報道されている内容である。 安倍晋三元首相は2013年からの第二次安倍政権から8年8ヶ月、自民党の「唯一無二の存在」として、その地位にあった。首相の座を降りても、自民党内の派閥である安部派(清和会)を率いて絶大な影響力を保持していた。 自民党内で、その影響力・経験・人脈・信頼感においては安倍氏に並ぶ人はいない。「安倍氏の代わりはいない」と自民党幹部も述べている。 とすれば、いったい自民党はどうなってしまうのだろうか。 日本国民の中で安倍氏ほどの信頼感や安心感を持った政治家がいない以上、安倍氏を失った自民党はこれから徐々に趨勢を喪失していく可能性がある。今回、自民党は同情票も入ったりするかもしれないが、その今がピークかもしれない。 今後は自民党の中で党内抗争が激しくなり、清和会はおろか自民党そのものが弱体化してしまう可能性がまったくないとは言えない。 自民党は常に名宰相を生み出してきたわけではない。よく分からない首相が立っては消え、消えては立っていた時代も長かったのだ。 安倍晋三という巨大な存在が突如として消え去ったことによって、自民党内部で「仁義なき戦い」が発生したら、自民党の弱体化と共に日本の弱体化も加速していくことになるのだろう。 何も起こらなければどうなのか。岸田首相は現状維持は成功させることができるかもしれないが、日本を成長させることができる力量があるかと言われれば否定的に思わざるを得ない。経済成長どころか経済縮小を招きかねない首相である。 では、これから日本は何が起こるのだろうか……。

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  • 弱肉強食の資本主義が蔓延し、格差が急激に広がっていき、いよいよ日本人の間にも貧困が蔓延するようになってきています。経済暴力の中で日本人がどのように翻弄されているのかを、危険なまでの率直さで取り上げ、経済の分野からいかに生き延びるかを書いているのがこのメルマガ編です。
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