『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」7月11日号
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『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」2022年7月11日号
●赤羽雄二の視点:変化するための「魔法の言葉」●今週の相談
・上司からの期待に応えたいので、どんどん仕事が積み上がっていきます。どうしても断れないのですが、どうしたらいいでしょうか
・部下に仕事をもっと振りたいのですが、振るとさらに仕事が増えそうで、どうしても抱え込んでしまいます。自分がやったほうが早いからですが。今後どうしたらいいでしょうか
・仕事の全体観がどうしてもつかめません。いつも上司に指摘されるので、いい加減言われないようになりたいと思います。どこからどう取り組めばいいでしょうか
毎週月曜日発行
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【はじめに】
本メルマガでは、皆さんからの仕事やプライベート上の多くの悩み・質問にていねいにお答えします。メルマガを購読している方なら、どなたでも質問&相談が可能です。(ご質問: akaba@b-t-partners.com )
【『ゼロ秒思考』とは】
『ゼロ秒思考』は、マッキンゼーで14年間、その後も多くの企業、個人を支援してきた私が生み出した独自のアプローチです。
「メモ書き」によって思考と感情の「言語化」に慣れ、強化することで、どんな人でも確実に頭がよくなり、心が強くます。くよくよしなくなります。何をすべきかがわかるので、行動も早くなります。
20数年にわたって改良し、内外で実践していただいた結果、10万人以上の方に効果を実感していただいています。
誰でも、どこでもできて、お金もほとんどかからないシンプルな方法ながら、効果は絶大です。実践された方々からのコメントの一部を紹介します。
「明らかに日々の思考量や行動量が増えた」
「打てば響くような会話ができるようになった」
「オリジナルな企画書をすぐに書けるようになった」
「自分に自信がついた」
「気持ちを素直に伝えらえるようになった」
本メルマガは、この『ゼロ秒思考』をベースに、皆さんの悩みに答えていきたいと思います。
赤羽雄二の視点:変化するための「魔法の言葉」(前編)
癖をなくす方法とは
そうはいっても癖は癖。いくら言われても、なかなか自分では変えられないと思いがちです。自然に身についたものであるだけに、意識せず、気にも留めずやってしまっているだけに、変えることはむずかしいというのは、よくわかります。
ただ、私は多くの方と接し、コーチングする中で、そういった癖から抜け出していただく方法をいろいろ工夫しました。癖には大した理由がないにもかかわらず、思いこみが大きく影響します。その思いこみをはずすための方法論です。
自分でもやってみていますし、多くの方にこう考えてみてはどうだろうか、とお話しし、試していただきました。その中から、癖を意識的に変えやすくする「魔法の言葉」がいくつかありますので、ご紹介します。
言葉だけではありますが、考え方そのものに響きます。ある種の免責をしてくれます。
気休めにもなります。自分の信条を曲げなくてもいいんだと感じられる方法でもあります。行動を変える上で実際に効果がありますので、ぜひやってみてください。
「振り子を1回大きく振ってみよう」
まずは、「振り子を一回大きく振ってみる」ということです。自分にとっては自然に感じ特に意識せずにやっていたやり方も、他の人から見たら偏っていることがよくあります。
仕事のしかた、物の見方、人への接し方など、バランスが悪く自分のやり方を押し通している感じですね。
そのとき、どんなに言葉を尽くしてもピンとこなかったり、あるいは反発を感じたりされます。「自分は全然おかしいと思っておらず、確信を持ってやっていることだ。それなのに、何度も言われて不愉快だ」というような感じになります。
こちらからの提案、周囲からのフィードバックが全く伝わらない状況です。
そういう場合、「振り子を一回大きく振ってみては」と言うようにしています。
例えば、非常に真面目な上司が、仕事に対して真剣に向かうあまりに部下に対して高圧的に接してしまう場合です。
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