メールマガジン・まぐまぐ149号 ~刺激と犬化~
一か月早いもので、もうメルマガの執筆です。
暑さが厳しいですが、読者の皆様、如何お過ごしでしょうか?
6月のアカデミーもたくさんの方の参加、ありがとうございます。
今回もいくつか先月のアカデミーでお見せした動画を紹介しながら、解説、分析をしていきます。
まず、アカデミーでも最初に私が話すことは、「犬には2つの顔がある」ということです。
皆さんが飼っている犬が起こす「問題行動」、ありますよね?
このときは、まったく普段とは違う行動のはずです。
家では全く問題ないのに、散歩ではハンドルできない。
家では吠えないのに、外に行くと吠えかかる。
家では言うこと聞くのに、外では全く耳にはいっていない・・・
だから皆さん困るわけです。
そして「犬をトレーニングしなくちゃ!」になるわけですよね?
いろんなトレーナーさんを雇ってもダメだった・・
いろんな道具を使ったけど、慣れてきてしまった、効果が無くなった・・・などなど。
先月号には道具について書いていますので、ここでは割愛しますが、
道具を試して「効果を得たい」という考えはそもそも間違いです。
犬との関係性は、道具で作られるわけではなく、道具はあくまでも対処法。
ペットコレクター、缶で作るガシャ缶、水鉄砲、酷い時には棒で殴る、などありますが、
どれも問題そのものを「治す」ためのものではありません。
お菓子も食べ物という「道具」に過ぎません。
ここを理解されている方がどれほどいらっしゃるでしょうか?
お菓子も含め、簡単に作れる道具(缶に小銭入れる)とか、ネットで変える道具も使い方を間違っている人ばかりです。
なぜ間違っているのか?
それは皆さんが「道具で治る」と思っているからです。
犬を見ず、犬を知らず、犬を理解せず、道具だけで犬を従わせようとする。
まず自分が知らず知らずのうちに、そうしてしまっていることに気付くべきです。
いままで、とっかえひっかえ道具を片っ端から試した・・・
何人もトレーナーを雇った・・・
私のカウンセリングやメールセッションを受ける方は、ほとんどがこれです。
たどり着いた方は、意識が変わり、犬をもっと理解できるはずです。
結局、犬の誤作動は、自分の犬をきちんと理解できていなかったということが、一番の原因なんです。
さて、本題に入ります。
まず、この前のアカデミーで紹介した動画、↓を見てください。
道具だけに頼ったトレーニングの動画です。
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