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消費者物価指数から米国経済をみていきましょう

角野實のファンダメンタルズのススメ
  • 2022/07/14
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消費者物価指数から米国経済をみていきましょう おはようございます。 最近よく思うのですが、記憶力が向上したな、と(笑)。もちろん、従前から記憶力が悪いのは自覚していたのですが、少しだけ改善したな、と感じるきょうこのごろ。お年頃なのかな、なんておふざけで言っていたら、周囲はいつもの反応。「ジジィの記憶が上昇するわけねぇーだろ、てめぇーの年齢を考えろ(@ ̄□ ̄@;)!!」とのこと・・・。みなさん、そう思っているかもしれませんけどね、脳も体も、加齢とともに衰えるなんてことを常識と思っているからおかしな話になるわけであって、というのが私の本音。ちゃんと鍛えれば、もっとあなたの体も脳も進化すると思うのですが、私は甘いのかな、いーや、世間の常識が間違っている、と思う。でも、周囲は「ジジィ、早く仕事しろ」で終わり。いつものパターン(笑)。 ■消費者物価指数 https://d3fy651gv2fhd3.cloudfront.net/charts/united-states-inflation-cpi.png?s=cpi+yoy&v=202207131248V20220312&d1=20210513&d2=20220713 消費者物価指数はコンセンサス8.8に対して結果は9.1でした。 先月はCRB指数の上昇に合わせて消費者物価指数が上昇しましたが、今月は10%以上CRB指数が下落をしているのに、消費者物価指数は上昇。これは、だいぶ前に記しましたが、物価の上昇に対して、消費者物価指数に反映されるのは半年後、企業物価、卸売り物価指数に反映されるのは3か月後、という基本に沿った動きなのかわかりません。 ただ、言えることは、物価の上昇が消費者物価指数に反映されるのは半年後であれば7月の消費者物価指数も上昇することになります。6月までCRB指数が上昇しているとすれば年内のインフレ抑制は無理、という話になります。 前年比での物価上昇を抑えるというのがFRBの目標だと思うのですが、前年の推移を上記のグラフでみれば、2021年は10月から急速に消費者物価が上昇します。この去年の10月をベースに今年の10月は査定するわけですから、ここでは10月の物価上昇は鈍化する可能性があるわけです。ただ、この水準にくれば無理だろうな、と思うのが通常の考え方であり、おそらくここまで、9%台まで伸びて10%までに10月まで行けば、心理的効果によってインフレは加速すると考えています。 ■実際の動き 実際の動きは、コンセンサス8.8に対して、9.1の結果でしたので、金利は当然、上昇します。

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