いつものように市況を展望します。
(執筆日時:7月14日 18時)
[1] 「選挙相場」は空振りに
参院選に絡んだ「選挙相場」は、期待ハズレの
空振りに終わり、「日経平均株価は7月8日に
かなり高くなる」という予想は、見事にハズレ
ました。
参院選は衆院選に比べて、「リップサービス」
も控えめですし、野党が腰砕けになっているせいで、
事前に自民党の勝利が見えていたことで、「選挙
相場」が盛り上がらなかったことが空振りの要因
だろう、というは言いえそうです、後講釈ですが。
6月20日に「25,520円」まで下がった日経平均
株価は、6月28日には「27,062円」までは戻った
ものの反落し、7月1日に「25,841円」まで下がり、
7月8日に「26,881円」の高値を付けたものの、
終値は「26,517円」止まりでした。
このように、「選挙相場」というには、あまり
にもお粗末な株価推移となりました。
「選挙相場」の盛り上がりがなかった代わりに、
選挙後の急落もなさそうで、日経平均株価はNY
ダウやドル円の為替相場を睨みながらの展開に
なっています。
次は、第1四半期決算発表の良否に注目が
注がれていくでしょう。
[2] ところで、戦争には断固反対!
「選挙相場」がお粗末だったこととは別に、
今回の選挙について懸念していることがあり
ます。
それは「平和憲法の改悪」です。このこと
に触れる前に、順序立てて話を進めます。
(1) 真の民主主義とは
安倍元総理が銃殺されたことで、自民党が
参院選で圧勝したのは、いかがなものかという
感じがします。
いかにも「同情票で結果が動いた」という
感じが否めないからです。
選挙というのは、そんなことで決まるべき
ものではないはずです。
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