2022.07.15更新分
■ 社内のDX積極推進で経営革新を計る企業
経済産業省は東京証券取引所と共同で「DX銘柄」を選定し、去る6月7日に「DX銘柄2022」選定企業33社と「DX注目企業2022」15社を発表した。2015年~2019年は中長期的な企業価値の向上や競争力の強化のために、経営革新・収益水準・生産性の向上をもたらす積極的なIT利活用に取り組んでいる企業を「攻めのIT経営銘柄」として選出していたが、2020年からはデジタル技術を前提として、ビジネスモデル等を抜本的に変革し、新たな成長・競争力強化につなげていくDXに取り組む企業を「DX銘柄」として選出している。
対象は上場企業約3800社で、そこから事前に国の「DX認定」を取得している企業に絞り込み、1次・2次審査を経て「DX銘柄」」が選出される。また、事前にDX認定を受けていない企業からも、その取り組むに注目すべきところが見出される企業については「DX注目企業として選出・公表している。
33社のうち、より”デジタル時代を先導する企業”としてふさわしいと思われる企業2社は「DXグランプリ」として選出され、2022年のグランプリは、中外製薬(4519)と日本瓦斯(8174)が獲得。また、初めて選出された企業には●サントリー食品インターナショナル(2587) ●味の素(2802) ●LIXIL(5938) ●リコー(7752) ●アシックス(7936) ●日立物流(9086) ●商船三井(9104)などの名前が挙がった。
これらのうち、とくに注目度が高いと思われる企業以下に紹介しておきたい。
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