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在米14年&起業家兼大学教授・大澤裕の『なぜか日本で報道されない海外の怖い報道』ポイント解説 大澤 裕 ━━━━━━━━━━━━━━━━ 米国外交専門誌の論ずる日韓関係 ━━━━━━━━━━━━━━━━ 『フォーリン・アフェアーズ』(Foreign Affairs)は、アメリカの外交問題評議会(CFR)が発行する外交・国際政治の専門誌です。大きな権威があります。そのオンライン版に7月14日に日韓関係についての論文がでました。 日韓関係、世界的にはそれほど注目を浴びていませんでした。しかし、今は非常に注目されています。なぜなのでしょう? 論文を抜粋、編集してご紹介しましょう。 =====記事==== 日本、韓国、米国は安全保障上の脅威を共有している。その最たるものが北朝鮮である。北朝鮮は過去5年間で軍事力を大きく向上させた。最高指導者である金正恩のもと、北朝鮮はソウルへの脅威を意図した数十回の兵器実験を行い、日本の標的を攻撃可能な中距離弾道ミサイルを発射している。 そして、脅威にさらされているのは北朝鮮の近隣諸国だけではない。金正恩は、米国やその他の地域に到達する大陸間弾道ミサイルの発射実験を行っている。 同時に、中国は史上最大の軍事的近代化努力を加速させている。人民解放軍は、戦略ロケット部隊と宇宙・サイバー能力をアップグレードした。東シナ海や南シナ海で領土や海洋権益をめぐって係争中の日本やその他の国々に対して政治的・軍事的圧力をかけ、ヒマラヤでインドで国境戦争を起こし、台湾で軍事的緊張を高め、香港に残る自治権を実質的に打ち砕いてきた。 そしてロシアによる2月のウクライナ侵攻である。中国は欧米の制裁を発動させないよう、モスクワへの政治的支援を慎重に調整しているように見える。しかし、ロシアと中国の連携は、既存の国際秩序とそれを支える国際法、ルール、規範の枠組みを明らかに脅かすものである。岸田氏が繰り返し警告しているように、"今日のウクライナは明日の東アジア“になるかもしれない。 =========== (以下、仮登録の上で本文をお読みください。月末まで無料解除可能です。)

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