No.528 (2022年07月17日発行)
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鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編
国民は「経済的な衰退を止められない自民党」を大勝させたが、これからどうする?
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日本社会では貧困が広がっているだけでなく、それが深まっていることに対しても人々は深く憂慮するようになっている。これは30年にも渡って日本政府が失策に次ぐ失策を重ね、日本をほとんど成長させることができなかったことに原因がある。
バブルが崩壊して国民が苦しんでいる中、政府はこともあろうか消費税をどんどん引き上げていき、他の税金も次々に科してそれも引き上げ、なおかつ社会保険料もまた上げていくという暴挙に出た。
さらに日本政府は、非正規雇用の拡大を進めていったので、2000年代の半ばにもなると、若者の間で格差が広がるだけ広がっていくことになり、ついには労働人口の4割が非正規雇用になってしまうまでになった。
非正規雇用とは景気が悪くなったら即座にクビを切れる存在であり、言うならば「景気の調整弁」である。
実際、リーマンショックで景気が悪化してクビを切られ、東日本大震災で景気が悪化してクビを切られ、コロナ禍での未曾有の経済自粛の中でもクビを切られるという事態になっている。
そうした中でも税金と社会保険料は引き上げられるだけ引き上げられており、そこに2022年からは物価上昇が始まって円安がこれをブーストしているような、そういう状況になってしまった。
こういう状況を変えるためには、国民目線で政治をしてくれる政治家や政党が必要だが、2022年の参議院選挙で国民は自民党を選んで「何も変えないこと」を選択したので、貧困はこれからも広がっていく。
日本は成長できず、日本国民はもっと貧しくなってしまうのは確定したも同然なので、私たちは将来に希望を持つべきではない。
そろそろ、「日本を成長させるためにはどうしたらいいのか?」という点に頭を使うのはやめて、「貧困国家となりゆく日本で、いかに生き延びるか?」という点に頭を使う方が有意義だと気づく必要がある。
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